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着付け(着物) ピックアップ店舗
着付け(着物)の基礎知識
- 着付けとは、着物を形よく着ることをいいます。着物の着方だけでなく、肌着や下着、襟の出し方、帯の結び方まで、着物を美しく着るためのすべてを指します。着付けは、結婚式や葬式、正月などの冠婚葬祭や成人式などで必要になるケースが一般的ですが、留袖や振袖、訪問着などの礼装・略礼装の着物をはじめ、最近は卒業式などで女性が袴を着用することも多くなりました。袴の着付けは、まず着物を着て、半幅帯を結び、その上から袴を身に付けます。ブーツや草履など履き物によって袴の長さを調整するなど、着付けにもコツが必要です。また浴衣は、着付け用の小物も少なく扱い、自分で着付けをする人も多いようです。普段あまり慣れていない着物を美しく着るため、着付けができるヘアサロンを利用する人が増えています。サロンでは、結婚式をはじめ、卒業式の袴、成人式などの振り袖から普段のお出かけ和装、浴衣などの着付けも行ってくれますので、これまでに着物を着たことがない人も気軽に相談ができます。
着付け(着物)の関連トピックス
- 最近のサロンでは、伝統的な着物の着付けはもちろん、小物や帯使いなどで今風にアレンジしてくれるサロンが増えています。帯結びもオリジナリティにあふれ、垂れ下がる舞妓さん風や華やかな変わり結びなど、サロンごとに個性豊かな着物の着付けを行っています。帯締めや、帯揚げの結び方も自由な感覚でアレンジしたり、各自の雰囲気や着物の柄などに合わせて仕上げてくれます。自分がやってみたいスタイルがあれば、サロンの担当者に相談してみましょう。着物の着付けができるサロンでは、着物に合わせてヘアセットやメイクのサービスも用意されています。着物に合わせたヘアセットやメイクで着物スタイルをより魅力的に演出します。サロンでは、着物のレンタルや写真撮影のスタジオと提携しているところもありますので、一緒に利用するのもおすすめです。
着付け(着物)FAQ
- ○成人式の着付けは、どのくらい前に予約をすればいいですか?
成人式での着物の着付けは、早い人は半年や1年前から予約する人もいます。ぎりぎりになると、希望の時間が取れなかったり、予約自体が取れない場合もありますので、できるだけ早く予約することをおすすめします。
○早朝に着物の着付けをお願いすることは可能ですか?
早朝の着付けやヘアセットに応じてくれるサロンも多いようです。ただし、早朝料金が必要になる場合もありますので、予約の際にサロンに確認しておくとよいでしょう。
○着物の着付け当日は、食事をして行った方がいいですか?
空腹で帯を締めると、その後食事をして胃が急にふくらみ、気分が悪くなることがあります。少量でも食事をしてから着付けをすることをおすすめします。
着付け(着物)の活用術
- 最近は、キッズルーム付きのサロンやバリアフリーでベビーカーでも安心なサロンも増えています。またサロンによっては、個人宅や会場まで出張してくれる場合もあります。小さな子どもがいる人や、着物の着付けをした後の移動が心配という人にはおすすめです。またサロンによっては、着物のレンタルサービスをしているところも多く、着物を持っていない人は着物のレンタルと合わせて利用することで、着物の着付けからヘアセット、メイクまでを一つのサロンで済ませることができます。着物を着る当日、時間がない場合や予約などの手配に時間をかけたくない人におすすめです。
着付け(着物)の流れ
- 着付けサロンでは、当日の着物の着付けがスムーズの進むように、前日までにさまざまな準備をします。おおまかには以下のような流れです。忘れ物などないように、確認しておきましょう。
1.予約
サロンを利用する場合は、事前に予約が必要です。成人式などは日が限られていますので、混み合うことが予想されます。早めに予約しておくことをおすすめします。ヘアセット・メイクを合わせて行う場合は、希望メニューを伝えます。また、サロンに着物のレンタルサービスを紹介してもらう場合は、手続きなどについて説明を受けます。自分の着物の場合は、前日までにサロンに持ち込むのか、当日なのかを確認します。
2.当日までの準備
着物の着付けに必要な小物類などを十分にチェックしておきましょう。レンタルをする場合は、レンタルに含まれないものを確認します。自分の着物をサロンに持ち込む場合は、前日までに、振袖や長襦袢のしつけ糸を取り、長襦袢に襟心と半襟を付けておきます。
3.リハーサル
リハーサルは、オプションになっている場合があります。リハーサルを希望する場合は、当日着用する着物の色や柄を伝えます。また、自分のイメージに合う着付けやメイク、ヘアセットの雑誌の切り抜きなど持参すると、スムーズに要望が伝わります。
4.前日
当日の着物や小物類を前日に預かってくれるサロンもあります。受け取り次第、中身を確認する場合が多いので、忘れ物を防ぐことにもなり、おすすめです。また、前日には、シャンプーとネイルを済ませておくといいでしょう。当日はあわただしい上に、ヘアセット直前のシャンプーはスタイリング剤などがしみ込みにくく、髪がまとまりづらい場合もあるようです。サロンに確認しておくと安心です。
※サロンやメニューによって施術内容や流れが違います。詳しい施術内容や流れは各サロンにお問い合わせください。
着付け(着物)の基礎用語
- ○伊達襟
長着を2枚重ねに見せるために襟の下に付ける別襟のことで、重厚さ、華やかさを増すことができます。晴れ着を着るときに使われます。
○おはしょり
着丈よりも長く仕立てた長着を腰でたくし上げた部分をいいます。おはしょりが帯の下6~7センチ出ると形が良いといわれます。おはしょりがあることで胴のあたりのシワが隠せ、腰の形が整います。
○補正パッド
着くずれを防ぎ、着物をキレイに着こなすために、体の凸凹を補正するパッドのことです。くびれのあるウエスト周りを重点的に補正し、自然な寸胴にします。ウエストパッドとヒップパッドなどがあります。着用後が腰が固定され、背筋が伸びやすいというメリットもあります。また、胸の形を整える和装用のブラジャーなどもよく使われます。
○小紋
着物の種類のひとつで、全体に細かい模様が入っています。訪問着、付け下げが肩の方が上になるように柄が配されているのに対し、小紋は上下に関係なく模様が入っているため、礼装、正装としては着用できません。
○付け下げ
訪問着と似ていますが、訪問着のように全体につながった絵柄ではなく、小じんまりと縫い目に柄がかからないように描かれています。パーティや観劇など、訪問着では少し大げさなシーンで着用します。
着付け(着物)の豆知識
- ○知っておきたい着物の種類と格
着物や帯などにはそれぞれ格があり、シーンにあった格の着物や小物を選ぶ必要があります。まずは公的な儀式に着る礼装着。打ち掛けなどのほか、ミセスの礼装着としては黒留袖があります。礼装着に次ぐ格の略礼装着は、披露宴や入学式などにも着て行けるもので、色留袖、振袖、訪問着、色無地などがあります。色留袖は、ミスもミセスも着ることができ、また袖や肩、裾などに模様の入った訪問着もミスもミセスも着られる略礼装です。このほかに気楽な外出着としては、付け下げ、小紋、絞り、お召、更紗などがあり、入学式などにも着て行ける少し格のあるものから普段のお出かけに着られるものまで幅広く、シーンに合わせてコーディネートが楽しめます。大切なのは、場に合った着物を選ぶこと、そして着物や帯・小物などの格を揃え、バランスを良くすることです。
○着付けの手順と帯結び
サロンで着物の着付けを行う場合は、ヘアセットやメイクを先に済ませ、その後に着物の着付けをします。まず、肌襦袢、裾よけを付け、その上に長襦袢を着物よりも着丈を短めに調整して着ます。そして着物を背中心を合わせて羽織り、下前、上前を合わせ、腰ひもで結び、おはしょりを作ります。襟を合わせ、背中のシワを取ったら、ワキを整えて、伊達締めを付けます。帯板や帯枕を使って帯を結んだら、帯揚げ、帯締めをして完成です。
帯結びは、振袖ではふくら雀がオーソドックスですが、リボンのような立て矢結びや、花結び、変わり文庫結びなどもおすすめです。また、袋帯では二重太鼓、名古屋帯ではお太鼓結びが一般的です。着付けサロンでは、リハーサルのときなど事前に希望の帯結びを伝えておきましょう。結び方の名前が分らないときは、雑誌の切り抜きなどを持参すると便利です。
○着物の着付けに必要な小物と注意点
・着物・和装小物
着物、半襟、伊達襟、帯、帯揚げ、帯締め、草履・バッグ、髪飾りなど。
・下着・着付け小物
長襦袢、襟芯、肌襦袢・裾よけ(肌襦袢と裾よけが一体化したものもあります)、足袋、少し幅のある腰ひも、伊達締め、帯板(振袖なら2枚)、帯枕など。
前日までに、着物と長襦袢のしつけ糸を取り、長襦袢に襟心と半襟を付けておきます。そのほか、帯結びなどで使うクリップや、襟元を固定する着付けベルト、補正パッド、和装用ブラジャーやガードルなどもあると便利です。レンタルの場合は、フルセットに含まれず自分で用意するものとしては、足袋、肌襦袢、補正タオルなどが多いようですが、事前に確認しておきましょう。着物は小物が多いため、着付けをする段階になって、忘れ物に気付くことが多いようです。早めに整え、前日に荷物を持ち込めるサロンであれば、あらかじめ持って行くことをおすすめします。着物と帯以外の小物はサロンで販売している場合もあるようですが、成人式など予約が殺到する時期には売り切れてしまうこともあります。ぜひ前もって持ち物の確認をしてください。
○いざというときに役立つ、着くずれの直し方
帯がゆるんできたら、帯締めを一度ほどき、もう一度しっかり締め直すとゆるみが多少直ります。また、襟が浮いてきたら身八つ口(ワキ)から手を入れ、下前の襟を引いて帯の中に入れます。上前の襟は、帯枕のガーゼの内側にはさみます。さらに背中がゆるんだときは、おはしょりをつまんで少し引っ張ることで背中のしわがとれます。裾が落ちたら、上前を引き上げ、腰ひものなるべく奥の方にはさみ込みます。
○雨の日はこんな工夫を
着物を着たときに雨が降ると憂うつになりますが、ちょっとした工夫で泥はねから着物を守ることができますので、覚えておくと便利です。雨がひどいときに外を歩く場合は、雨下駄を履いて、会場に着いたら草履に履き替えるのが良いでしょう。またほかに草履にかぶせる草履カバーを使う方法もあります。到着したらカバーを外すだけなので、簡単で荷物も少なくてすみます。また、防水加工をした雨コートもおすすめです。振袖全体を包む丈のものもあります。コートの下の振袖をたくし上げ、腰ひもに引っかけておけば、ハネが上がっても長襦袢が汚れるだけですみます。さらに、雨の日はより内股に歩くと、ハネが外に飛び、振袖にかかりにくいといわれます。水たまりなども多いので、着物を着終わったら、着くずれない程度に足を開いて、裾が開きやすいようにしておくことも大切です。
○知っておきたい、トイレの入り方
腰ひもを1本、着物の着付けとは別に用意しておきます。まず、たもとを帯にはさんで止めます。たもとを包み込むように裾をめくって、腰ひもでぐるりと結びます。おへその位置あたりが目安です。長襦袢と裾よけも同じようにめくって腰ひもにはさみます。腰ひもがない場合は、たもとを帯締めにはさんでおきます。着物の上前の裾先を左手で持ち、下前の裾先を右手で持ち、長襦袢と裾よけも同じようにしてまくります。3枚をいっしょに持って胸までまくり、着物と長襦袢の裾は離し、裾よけの両方の裾先をしっかり結びます。また、トイレに入る前にあごや襟元にハンカチをはさんでおくと、下を向いてもファンデーションが襟に付きません。
着付け(着物)の座談会
ヘアサロンやレンタルを活用して、大好きな着物をもっと着たい
さまざまなシーンで場に華を添える着物ですが、洋服と比べると着るのも、手入れも手がかかります。ヘアサロンやレンタル着物を利用することで、そんな悩みをクリアし、着物を楽しんでいる女性に話を聞いてみました。
Aさん:化粧品販売員(24)
Bさん:メーカー勤務(29)
――これまで、着物はどんなときに着ましたか?
Aさん:私は成人式で着ました。自分の着物をヘアサロンで着付けてもらいました。それから、美容系の専門学校に通っていたので、授業の中で着物を着たことがあります。美容師養成の学校だったので、ほかの人に着せてあげるのがメインでした。浴衣は屋形船に乗るときや、花火大会があるときなどに着ています。
Bさん:私は成人式では着ませんでしたが、結婚式に招待された時に着物を着ることが多いです。会社関係の友人の結婚式に年に数回招待されるのですが、招待されるメンバーが似通っていて、洋服だと「また同じ」って思われてしまいそうですが、着物だとその点は安心。新郎新婦のご両親の評判もいいので、最近はほとんど着物ですね。
――どんな着物を持っていますか?
Aさん:祖母が着物好きだったので、2着仕立ててもらいました。1つは、薄いオレンジがかったピンクの振袖。これは成人式のときに着ました。あと、紫色の小紋も仕立ててもらいましたが、まだ袖を通していません。古典柄も興味がありますが、今はモダンなものが気になります。シックな配色が好きなので、祖母の仕立ててくれた紫色の小紋は、早く着たいと思っています。
Bさん:着物は大好きです。私はレンタルショップを利用して、色々な種類の着物を楽しんでいます。色々なレンタルショップを利用していますが、今は銀座のショップが気に入っています。控えめですが、地味にならない訪問着があってリピーターになりました。
――どんな着物が欲しいですか?
Aさん:蝶の柄など、大きな柄つけの着物がいいですね。色はワインレッドや紫。モダンなものに興味があります。
Bさん:私は紬などの普段使いの着物に憧れます。でも、実際に買うとなったら着回しを考えて色無地。1つ紋を入れてもらい、結婚式でも着られるようにあつらえたいです。
――着物を着るときは、どこで着付けてもらいますか?
Aさん:美容学校に通っていたときは、着付けも勉強していたのですが、今はすっかり忘れてしまって。ずっと通っている自宅の近くのヘアサロンにお願いしています。ヘアカットもこのサロンに長く通っているので、気心の知れた美容師さんが着せてくれます。頑張れば自分でも着られるとは思うのですが、着付けはサロンにずっとお願いするつもりです。着物は、デザインも大事だと思いますが、きれいに着付けられるかがもっと重要だと思っているからです。
Bさん:着付けに関しては、特定のサロンを決めずにお願いしています。結婚式で着物を着る場合は、式場の近くのサロンで着付けてもらうようにしています。そうすれば、天気が悪くても安心なので。
――着物をきるときのヘアレンジはどうしていますか?
Aさん:ヘアサロンでセットしてもらいます。メイクもお願いすることもありますよ。着物、ヘアスタイル、メイク。トータルで考えています。
Bさん:私もヘアサロンでお願いしています。シックなスタイルが好きなので、夜会巻きのアレンジが多いですね。
――サロンで着物を着せてもらった感想は?
Aさん:私は細身の体型なので、補正をたくさんしてもらうのですが、お願いしているサロンで着付けをしてもらえば、苦しくありません。腰紐の締め具合も絶妙で、食事をしても苦しくなりません。
Bさん:結婚式などの晴れの場で着崩れてしまっては相手にも失礼なので、着崩れを一番心配しています。美容師さんに着せてもらうと、やはり着崩れが少ないので安心ですね。着崩れないための豆知識を教えてもらえたのもよかったです。楽な歩き方や、トイレに行く場合のコツなど、教えてもらったアドバイスが役に立っています。
――着物を着ることは好きですか?
Aさん:着物は大好きです。もっと着物を着たいですね。でも実際は浴衣を夏に着るくらいで、着物はほとんど着ていないので。
Bさん:テキスタイルとしても、ファッションとしても着物は好きなのですが、結婚式やパーティーの時などに着る程度で、普段はなかなか機会がありません。
――着物が好きなのに着ないのはどうしてですか?
Aさん:天気が悪いから汚れる、手入れの仕方が分からないなど、洋服に比べ気を遣うことが多いからでしょうか。たぶん、着物のことをよく知らないので、扱いに神経質になりすぎでいるのだと思います。
Bさん:自分で着物を持っていないからでしょうか。持っていれば、もっと着る機会が増えると思いますね。
――もっと気軽に着物を着るには、どうすればいいと思いますか?
Aさん:出かけ先近くのサロンを利用すれば、いろいろなところに出かけられるのでいいアイディアだと思いました。そうすれば、もっと着物で出かけられる場が増えそうです。あと、レンタルを利用すれば、お手入れもいらないし、その時々で好きなデザインの着物を試せますね。桜の季節なら桜、秋ならすすき、といった具合に、四季を取り入れて着るなんて素敵ですよね。サロンには、着物のレンタルをしているところもあるので、そういうところを利用するのもいいなと思いました。
Bさん:確かにレンタルは便利ですね。旅先で着物を着る、なんていうのもいいですね。これまでにも何度か着物のレンタルサービスを利用していますが、もっと気軽に、色んなシーンで利用してみたいと思います。
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