監修
北澤秀子先生
皮膚臨床薬理研究所代表
理学博士
化粧品ほか美容全般の研究に長年携わる。肌はもちろん、育毛の研究、顔ヨガなどのエキスパートとしても有名。
1〜2月は一年の中で最も乾燥する季節。湿度が20〜30%という超乾燥状態に加え、暖房もガンガン。これがさらに水分を奪っていく原因に…。寒いと自分の肌から出る潤い、皮脂分泌までダウンするので、乾燥はますます悪化するばかり!
水分不足でからからになれば、髪はもろくなってすぐに折れたり、切れたりとダメージ続出。切れた毛先はささくれ状態だから、枝毛へとまっしぐら。また、頭皮の乾燥はフケや抜け毛の原因に。肌が潤うために保湿が必要なように、美しく滑らかな髪であるためには、適度な水分と油分が不可欠。湿度の低い冬は念入りに保湿ケアを心がけて。
取材・文/成田すず江(ラップ) デザイン/大村祐文(ピークス) 撮影/五味茂雄 イラスト/腹肉ツヤ子