薬指の爪に白い線ができてしまった（爪甲白斑）：2025年1月22日｜ネイルカンパニーのブログ

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投稿日：2025-01-22 09:49:29.0

薬指の爪に白い線ができてしまった（爪甲白斑）: ▼薬指の爪に白い線ができてしまった（爪甲白斑）【施術前】
▼薬指の爪に白い線ができてしまった（爪甲白斑）【施術前】
※すべてお客様ご自身の爪です。
※施術前です。

普段から爪が弱く二枚爪になりやすいそうで、最近は爪に白い線が入るようになったと嘆くお客様。どうして白い線が入るようになったのか原因はわからないそうです。爪全体に縦筋も入っており二枚爪にもなっていて、爪が乾燥している状態です。いつも爪が割れてしまうことがストレスになっているそうです。

▼爪甲白斑(Leuconychia)とは

爪甲が白く見える状態を、一般に爪甲白斑(Leuconychia)といいます。爪甲白斑は爪甲の不全角化を意味し、点状、線状、部分的なもの、爪甲全体が白くなる場合もあります。

▼点状爪甲白斑(leuconychia punctata）とは

最も普通に見られる爪甲の白斑で、小児や若い男女に多く成人男性には少ないです。俗にgift spots,fortune spots(幸運の星)などと呼ばれています。直径1~3mmの点状の白斑で、爪母（ネイルマトリクス）の近くに出現し、爪の発育と共に先端へ移動し、爪甲遊離縁（ネイルエッジ）に向かう途中で消失します。数は一個ないし数個、ほとんどすべての手指の爪に生じます。

▼線状爪甲白斑(leuconychia striata)とは

上記画像の爪甲白斑は、線状の白斑になり点状のものに比べるとはるかに少ないと言われています。点状白斑はすべて後天性であるが、線状のものは一部に先天的（優性遺伝性）のものがあります。幅1~2mmの白い帯状の変化は1~若干の爪に横に出現します。縦の白斑はきわめてまれで、しばしば数条の白斑が同時に認められています。点状白斑と同様に爪半月の近くに出現し、爪甲の成長に伴って次第に先端に移動します。白斑は光沢のない濁った白色。

▼爪甲白斑ができる原因

先天的なものと後天的なものがあるとされており、爪甲深層の異常角化を伴うときと、伴わない場合があるようです。原因不明のものも少なくないそうですが、爪母に対する外傷の結果や爪を噛む癖や爪をむしる癖により後爪郭部を傷つけ刺激が加わることで、角化異常を生ずる場合もあります。

外傷以外の原因としては、薬物療法、急性疾患、慢性疾患の経過中などに生ずるとされています。