～気圧が身体に与える影響について～：2017年3月30日｜ティーエイチシー整体サロンやすらぎの手(THC)のブログ

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投稿日：2017-03-30 11:34:52.0

～気圧が身体に与える影響について～: こんにちは（＾＾）

副店長　今井です。
気温、湿度、と続いて今回も気象病のおさらいシリーズです。

本日は気圧について振り返りたいと思います。
「気圧」は体にさまざまな影響を与えます。

まず、「気圧」とは何かというと、地面に対して、どのくらいの空気の重さが圧力としてかかっているかというものだそうです。

気圧をイメージしていくと、、、
○「気圧が高い」とは、周囲より空気が重くのしかかるということ。
○気圧は地形によっても異なり、高い山と海面では山の方が上に乗っている「空気の量が少ない」ので、気圧は低い。
○「空気の量が少ない」＝「酸素量が少ない」
○つまり、山の上では息苦しく感じる。
○山登りで袋入りのお菓子やパンを持って出かけると袋がパンパンに膨らみます。
※平地で袋詰めしたので、気圧が低い山に移動すると外側からの圧力が減り（内側の圧力が高くなる）おこる現象。
〇飛行機に乗っているときに、耳が塞がったような違和感を覚える。
　⇒高い山に持って行ったお菓子等の袋と同じ環境です。
○つまり、体内の圧力より機内の圧力が小さいため、鼓膜を押し上げ違和感を覚えるのです。
○同じ現象としてはエレベーターで高層階に上昇するときも、耳が塞がったように感じることがありますが、これも気圧が急激に下がるためです。

そして、本題の気圧が体に与える影響は・・・
「天気が悪くなると関節が痛む。」「頭痛がひどくなる。」とよく言われます。

○気圧が急激に下がると、血管が拡張して神経を圧迫して、神経の炎症部分に触れて痛みを感じます。これが、天気が悪くなった時における頭痛や関節痛の原因です。

○気圧が低下すると酸素量も減少します。この場合、体は活動を抑えるべく副交感神経が優位になりますが、日中は仕事や勉強で積極的に動くので交感神経にきりかわる・・・これで無理が生じるため、自律神経のバランスが乱れやすくなるのです。

天気が悪くなって頭痛を引き起こす方はこのようなことが原因と考えられます。
自律神経が整うように生活のリズムを見直す、リラックスする時間をつくることが大事ですね。

気象病のおさらいシリーズは今回で終了です。

過去のブログに気象病について詳しくまとめていますので、そちらもぜひご覧ください。