リンパ液は何のためにあるの？　体を流れる仕組み：2022年3月17日｜ボディプラス BODY+ 神辺店のブログ

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投稿日：2022-03-17 10:04:11.0

リンパ液は何のためにあるの？　体を流れる仕組み: 皆様こんにちは♪
BODY+神辺店です！

本日は、リンパ液の役割と体内を流れる仕組みについて紹介します。

リンパ液とは、リンパ管の中を流れる体液のこと。もともとは血液からこぼれた水分で出きており、体中を巡っています。血液を循環器系と言う一方、こちらはリンパ系と呼ばれています。

そのリンパ系は、いつも何をしているのでしょうか？

リンパ管同士をつなぐリンパ節には、その内部にマクロファージやリンパ球などの強力な免疫細胞が存在しています。これらの細胞の仕事は、細菌などの異物をせき止め、それを処理すること。体内を流れる老廃物も同様に、リンパ節で検閲されて、排出に回されています。

リンパが滞るとむくみやすくなる、と言われる理由もこれです。本来ならリンパ系の働きによって排出されるはずの老廃物が体に溜まってしまうため、むくみや肩こりが引き起こされるんです。

ちなみに、リンパ節は体全体でおよそ600個から800個あるとされていて、特に首・アバラ周り・足の付け根といった関節周りに多く存在します。風邪を引いたときに関節が痛くなるのは、リンパ節の白血球たちが戦っている証拠なんですね。

さて、そんな大事なリンパ系。その中核をなしているリンパ液は、どこから来てどこへ行くのでしょうか。答えは、血管（動脈）から来て、血管（静脈）へ戻っていきます。

リンパ液は血液からこぼれた水分でできていると先述しました。では、この水分がこぼれるとはどういう状態でしょうか。血液は酸素や栄養素を細胞に届ける役目を持っています。この運搬の際に、血管から染み出た水分がリンパ液の元です。

このため、リンパ液には排出されるべき老廃物の他にも、たんぱく質や栄養素、ミネラルといった体にとって大事なものもたくさん含まれています。

リンパの流れが滞るのがよくない、と言われるのは、老廃物の排出がうまくいかなくなるだけでなく、こういった栄養素の巡りが悪くなってしまうのも理由のひとつなんですね。

体にとって大事な役割を果たしているリンパ系。その重要性はわかっていても、ケアの方法がわからない…ということもあるかもしれません。

そんな時は、ぜひ当店にお越しください！