自律神経と喉のつらい症状：2023年10月31日｜大森カイロプラクティック院のブログ

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投稿日：2023-10-31 09:49:05.0

自律神経と喉のつらい症状: 自律神経を患ってる方の多くが喉の異常を訴えられます。
喉の異物感、喉の詰り感、食べ物が飲み込みづらい、という症状です。

今回は喉の症状のメカニズムと対処法をお伝えしていきます。

* 喉の違和感のメカニズム
喉は発声や食事、呼吸といった日常生活を営む上で大切な部位となります。

そんな喉の違和感とは何なのでしょうか？
解剖学的には、喉の上部の筋肉、上咽頭収縮筋と中咽頭収縮筋、舌骨筋群が
緊張・収縮して、喉に違和感が起こります。

なぜこれらの筋肉が緊張・収縮するかと言うと、これはズバリ！ストレスが原因です。

人間はストレスが加わると必ず感情が出てきます。
感情が出てこない場合は失感情症と言ってかなり進行した病状になります。

例えば、上司に理不尽なことで怒られたりすると、怒りがこみ上げてきます。
その怒りが感情です。
感情が出ると人間は必ず行動が生まれます。

その行動とは「バカヤロー」と言って反発したり、「アホー」と言って殴りかかったりします。
こんなことができればストレスはたまりません。

しかし、多くの人は上司に理不尽なことで怒られると、拳をぎゅっと握り、言いたいことを、
息を飲んで我慢します。
この息をのんで言葉を発しないように我慢するという行動が、
咽頭収縮筋や舌骨筋群を緊張させます。

つまりストレスがかかり自分の言いたいことを言わないように我慢することが
、ヒステリー球の原因なのです。
この状態がひどくなると声も出にくくなり自分の唾液も飲み込みづらくなります。

*自分でできる対処法

・舌骨の上についてる筋肉は舌骨上筋群といい舌に関係があります。
　施術で舌の矯正を行うこともありますが自分で行う対処法としては、
　思いっきり舌を前に出す、「べ～」という運動をしてください。

・舌骨の下についている筋肉は舌骨下筋群といい
　特に肩甲舌骨筋という筋肉は舌骨と肩甲骨につながっています。
猫背になるとその筋肉が緊張し舌骨を下方に下げます。
姿勢を正すことによって喉の違和感が消えることがあります。

・咽頭収縮筋の緊張をとる簡単な方法は、大声を出すということです。
カラオケや車の中で大声で歌を歌ったり、「ワー」と大声を出したりすると
咽頭収縮筋の緊張が取れます。
大声を出すという行為はストレス発散にもなりますので是非やってみてください。