シミを作る原因は紫外線だけではない【1】：2018年7月23日｜らく美シルエットのブログ

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投稿日：2018-07-23 16:37:44.0

シミを作る原因は紫外線だけではない【1】: 【シミを作る原因は紫外線だけではない】【1】
～日常品に含まれるシミの原因～
(オーストラリア大学医学部の教科書から一部抜粋しています。)

・香料、香料定着剤やその成分
・精油(無水)
・殺菌消毒剤

意外なものですと、
・麻酔薬(内服鎮痛剤含む)
・ニキビ治療薬
・ベルガプテン(ベルガモットから抽出される光活性成分)
ちなみにベルガプテンは香水に多く用いられています。
香水を直に首筋などに噴射するのはNG。

上記成分は、光感作物質です。

この物質が含まれる製品として(一部)何よりよく驚かれるもの、
それは、
『日焼け止め』です。

主に現在市販されているものについては、
ベビー用、アレルギー用問わず、光感作物質が含まれているものばかり目にします。

日焼けを予防するために塗っている薬剤自体が、
日焼け時間を減少させる要因になっているということです。

シミケアをしているお客様の中でも、大きな個人差が出るのは、これらの要因も考えられます。

らく美でお手入れを受けたことがある殆どの方が、担当スタッフから、
『日焼け止めはどのような物をお使いですか？』
『ご自宅ではどのようなスキンケアをお使いですか？』
『今、何かご内服、もしくは塗布されている医薬品はありませんか？』

このような質問をカウンセリングで言われたことがあるのではないかと思いますが、
このカウンセリング過程は、非常に重要なことと言えます。

現に、
オーストラリアの医学生の教科書内でもこのような記述があります。

《診察時に、患者が使用している医薬品を全て持参することが、日光に過敏な素材の使用有無を調べる上でいかに重要であるかがわかるだろう》

更にこのような追記も。
一般によく使用される医薬品とその副作用を記載した参考書を購入して、診察を行う書棚に備えておくとよい。

ちなみに、
内服または外用問わず、(コルチロイドや避妊ピルを問わず)、医薬品の誘発が原因で色素沈着を生じている場合、
【これらの使用を停止しない限り改善は保証できない】
上記参考書では、このように断言されています。

次回は具体的に、
どのような日常品にこのような成分が配合されているのか、お話しいたします。