大谷翔平に学ぶ「気分に支配されない呼吸の整え方」：2023年3月22日｜リラクシー(relaxy)のブログ

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投稿日：2023-03-22 10:44:48.0

大谷翔平に学ぶ「気分に支配されない呼吸の整え方」: 今日は雨降りで、何だか気分が重い
朝の夫婦喧嘩のせいで、気が立っている
子どもが言うことをきかない日は、いつもよりイラつきがち

人間は「気分」に左右されてしまいがちな生き物です。

嬉しいことがあって舞い上がったかと思うと、嫌なことがあって塞ふさぎ込んだり。
褒ほめられて気分がよくなったかと思うと、叱られて落ち込んだり。
仕事が成功して機嫌がよかったかと思うと、ミスして不貞腐ふてくされたり。
こうしたことは、「人間らしさ」でもあるのですが、それも程度問題です。

大事なのは「気分に左右されず、常に安定したフラットな状態でいる方法」を会得えとくすること。そして、その方法こそが「深く、安定した呼吸」なのです。

嫌なことがあっても、動揺したり塞ぎ込んだりしない
嬉しいことがあっても、舞い上がったり有頂天になったりしない
腹が立っても、我を忘れたりしない
調子がよくても、慢心したりしない

「深く、ゆったりした呼吸」を習慣にすれば、自分の気分に動じず、気分に支配されず、気分とは切り離された平常心を保つことができます。

メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手は、ホームランを連発している絶好調時も、打撃の調子がイマイチのときも、投手として、完璧に抑えているときも、ピンチを背負っているときも、どんな状況に置かれても、常に普段どおりの呼吸ができている感じがします。だから常に平常心でいられるのでしょう。それゆえ、メンタルから崩れることがほとんどないのでしょう。

プレー中だけでなく、取材やインタビューでもいつも自然体で、気分や感情に振り回されることなく、落ち着いて率直に受け答えしています。

具体的に「呼吸」に関する話題が取り沙汰されているわけではありません。でも、一流の舞台で華々しく活躍されている見事なまでの平常心が、しっかりした呼吸にも支えられているのは間違いないはず。

大谷選手がプレーの合い間に、大きくほっぺたをふくらめるのは、そのあとゆっくり吐いて落ち着くためだと思います。

動じず乱れず、グッと集中する――。まずは彼の佇まいや物腰、立ち振る舞いを真似てみるのもいいでしょう。形から入るのも大事なアプローチ。呼吸は身体動作ゆえ、佇まいや物腰、立ち居振る舞いによって呼吸も変わってきます。