【閲覧注意！】産後の骨盤矯正は無意味です：2024年4月25日｜次世代整体サロンあかえボディコンディショニングのブログ

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投稿日：2024-04-25 15:39:52.0

【閲覧注意！】産後の骨盤矯正は無意味です: よくいただくお問い合わせの、
「産後の骨盤矯正はしていますか」
これに関して説明します。

まず、
『産後は骨盤が開いている』
という前提が間違っている話をしなければなりません。

出産時に開くのは

仙腸関節が1mm程度(左右合わせて2mm)

恥骨結合が2mm程度です。
合計、せいぜい4mmです。

どれくらい開くかというと
以下の写真くらいです。
しかも、開くのは出産時の一瞬だけです。

開き続けることはありません。

産後骨盤矯正を信じている方は
以下の写真くらい開いていると思っているのかもしれません。

産後に骨盤が開いたように感じるのは

1.
出産時に仙腸関節に負担がかかり半数程度の方で炎症をおこすため。→そうなると骨盤周りに浮腫みを生じます。仙腸関節が開いているわけではない。

2.
ホルモン変化や
胎児の重みや圧迫などの物理的負荷により、
胸椎や腰椎、肋骨(肋椎関節)、腰仙関節に負担がかかり
骨盤や腰周りに浮腫み等がおこるためです。

3.
ホルモン変化による脂肪の増加

ホルモンの変化により出産から半年、1年くらいで体型は自然に戻ります。つまりそのタイミングで施術すれば施術の効果だと感じてしまうことが多いんですね。

自然経過で戻りが悪い場合は

上記2の腰椎や胸椎、腰仙関節、肋骨(肋椎関節)の影響が残存している場合です。

骨盤が開いたままになっているということはありえません。　信じない方はレントゲンをとってみると良いでしょう。

そもそも
開いてもいない骨盤(仙腸関節)を閉じる産後骨盤矯正とはなんでしょう。
前提が間違っているので効果があるはずがありません。
これは、触診技術が未熟な施術者が、骨盤が開いているという勘違いのもとに作り出してしまった幻想みたいなものです。

ですから、
ほとんどの方が骨盤矯正を受けたけど実際は変化は良くわからなかった言われていますし、かえって変な歪みをつくっている場合が多いんですね。そのため、ビフォーアフター写真ってほとんど出されてないですよね？良い変化がほとんどないからです。

産後に必要なのは、腰仙関節をはじめとした全身関節の調整です。
腰椎や胸椎、肋骨(肋椎関節)を調整していきますと、体型は早く戻ります。ご参考にされてみてください。