腰の筋肉とストレッチ：2016年11月7日｜岡本駅前整骨院のブログ

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投稿日：2016-11-07 09:47:35.0

腰の筋肉とストレッチ: 皆さんこんにちは。さわやかな秋の空だったのが、朝晩の冷えこみで冬の気配すら感じる時期になりましたね。体調を崩しやすいタイミングなので皆さん、気を付けて下さいね。
まず、『全身の筋肉は筋膜で繋がっている』という事を前提にお話を進めていきます。筋肉の組織をストッキングのように包んでいるのが筋膜になり、筋膜同士が連結することで、緊張や弛緩の状態がつながりのある筋組織に伝達していきます。

ここで、私事になるのですが、私は、過去の捻挫や、日々の身体の使い方の癖で左の腰にどうしても、緊張が集まりやすくなっています。それは、痛みに発展するわけではないのですが、意識を左腰に集めると『気になる』という状態です。腰に対してのアプローチは直接その筋肉を刺激し、血流を良くすることで緊張を和らげることが私たちにできる事なのですが、では、個人ではどうでしょうか？

腰の筋肉の緊張に作用するストレッチで有効になるのは太もも後面のストレッチになってきます。これらの筋肉はハムストリングと言われる筋肉になります。筋膜の流れでつながりを書くと

ハムストリング　→　仙結節靭帯　→　腰部起立筋　及び　広背筋

になります。このつながりを生かし、直接はストレッチを効かせにくい腰部の筋肉に、大腿後面の筋肉＝ハムストリングを緩めることでアプローチをかけます。現場で利用者さんの施術にあたっていると、腰部の筋肉に緊張や痛みを抱えていらっしゃる方はほぼすべて臀部、大腿後面の筋肉に緊張を持っていらっしゃいます。だからこそ、腰部に痛みを持っていらっしゃる方には、腰部のみならず臀部や大腿さらにふくらはぎ。必要な方であれば足底までのつながりを考えて施術する事もあります。

ご自身でストレッチすることでメンテナンスの効果を引き上げることができますし、体性感覚が分かるようになると痛みになる前の緊張や、負担に気づくこともできるようになります。私も、それにより、日々、自分の緊張が出やすい箇所を把握し、適切にストレッチを掛けることで緊張が飛び火しないようにコントロールもできています。ただ、個人での取り組みも限界がありますので、お困りでしたら、お気軽にご相談くださいね

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投稿者

清水

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