化粧品はノンシリコンを選んだ方が良いの？！：2025年3月14日｜ファセテラピーサロンフィール(Feel)のブログ

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ビューティー

投稿日：2025-03-14 16:07:20.0

化粧品はノンシリコンを選んだ方が良いの？！: 化粧品に配合されているシリコンが肌に悪い。。
低分子だと肌の中まで入ってしまい、細胞を破壊する。
高分子だと、中までは入らないが、ニキビの原因になる。
など、巷ではシリコンは肌に良くない成分と認識されていますよね。
ノンシリコンのシャンプーや化粧品がもてはやされていて
こちらを選んだほうが良いのではないかと考えている方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、シリコンは肌に悪い影響を与えることはありません。
シリコンは、30～50年前は夢の素材と言われていたんだそうです。
生体不干渉と言って、生体に対して何も悪さをしない、抗原抗体反応も起こさない。
何も悪さをしないものです。
皮膚に塗っても、吸い込んでもなんの問題もありません。
現在でも人工弁や医療機器に使われています。
ただ、ちょっと曲者で100%不干渉ではない(人体の組織ではないので)
豊胸手術など体内に長期間埋め込むと、排除しようとする機構が働いて
免疫系の異常を起こす場合もあるそうです。
これは、シリコンだからということでなく、どんなに親和性があるとしても
やはり人体とは違うものだからということです。
巷のシリコンに対するイメージとしては。
シリコン配合は毛穴につまる…
肌の呼吸を妨げる…
ニキビの原因になる…
不要な角質の除去を妨げる…など
これらのことは、別にシリコンでなくてもおきます。
肌に無害なワセリンつけても同じことでつまります。
ゲンタシン軟膏でさえ、使い方を間違えればニキビの原因になるそうですから。。
そして、そもそも肌の呼吸なんてありません。
呼吸など存在してないのに妨げるという発想は意味がないのです。

ノンシリコンというのは、気にする人が多いので商機、市場があると
商売のつけどころなのでしょうね。
ノンシリコンとか糖質ゼロとか。。
というわけで、現状日本で製造、販売されている化粧品に配合されているシリコンが
人体に悪さをすることはありません。
バランス感覚を持って選んでいきましょう。
ちなみに、シリコンはケイ素という物質でできていて、
シリコーンは、化合物です。ケイ素を重合させたもの。
分子量によって、個体にも液体にもなります。
そして人体に不干渉なので何の害もありません。
調べるほどに、シリコンは色々なものに使われていて
なくてはならないものだと思うのです。