産後の骨盤ケアはどうして必要なの？（開き編）：2024年2月15日｜ローラスノビリス(Laurus nobilis)のブログ

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投稿日：2024-02-15 14:42:21.0

産後の骨盤ケアはどうして必要なの？（開き編）: 前回のブログで
産後の骨盤ケアに必要なのことは

『歪んだ骨盤を整えること』
『開いた骨盤を締めること』

の２つですとお伝えしました。
今回はその『開いた骨盤を締める』編です。

妊娠中にリラキシンと言うホルモンが分泌されて
骨と骨をつなぐ靱帯が緩みます。
それによって骨盤が少しずつ開いて
骨盤の中で赤ちゃんが大きく育っていきます。
その開いた骨盤を締めたいんです。

ですが、残念ながら開いた骨盤は施術では締められないんです。
なので『骨盤ベルト』をお勧めしています。

この骨盤ベルト、意外と付けていいる場所が違ったり
ちょっとこれでは締まらないかも・・・
という方がいます。

なのでもし骨盤ベルトをお持ちの方は持ってきてください。
付け方や場所など一緒に確認しましょう。

骨盤ベルトを締めてほしい場所は

産後すぐは恥骨
その後は仙腸関節

です。
どこ？
ですよね。

このイラストは前から見た図です。
骨盤の下の方、お股のところにあるのが恥骨です。
出産時この恥骨が開くので最初はこの恥骨を締めてあげるのがおススメですが
ある程度期間が過ぎたら
骨盤が歪む仙腸関節に変えるのがおススメです。

このイラストでもわかるように恥骨と仙腸関節は幅がだいぶ違います。
仙腸関節にする骨盤ベルトは幅の広いものを使ってください。

産前産後で使えます
というベルトは大体が細いです。
産前は恥骨を締めるので細くても構いませんし
産後すぐも恥骨を締めたいのでこちらも細くて構いませんが
それを仙腸関節にすると幅が足りないんです。
仙腸関節にはある程度の幅があるもので骨盤をしっかり締めて支えてあげましょう。

ちなみに骨盤ベルトは産後期間だけではなく、本当はずっと着けるのがおススメです。
当店では看護師さん、介護士さん、保育士さんがたくさんいらっしゃいます。
皆さん腰が痛いと来店されますが
骨盤ベルトをおススメすると仕事がしやすいとおっしゃいます。
赤ちゃんが大きくなって重くなって、
おとなしく抱っこされてくれなくなると、また腰への負担が大きくなりますよね。
そんな時は特に骨盤ベルトが身体を支えてくれるので
身体が使いやすく負担も軽減します。

持っていらっしゃらない方はおススメのベルトもご紹介します。
しっかり骨盤を締めて
産前に履いていたズボンをスッと履けるようになりましょう！