10月24日今朝の話題：2023年10月24日｜ほぐし整体プラスイチ(+1)のブログ

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投稿日：2023-10-24 09:31:52.0

10月24日今朝の話題: 10月24日（火）今朝の話題

今朝のラジオ「羽田美智子のいってらっしゃい」はリサイクルの話でした。

日本でのリサイクルの歴史はとても古く、平安時代には紙のリサイクルをしていたそうです。

紙をすく、と言いますが、この時代「紙」といえば和紙のことで材料をすくという作業を手で行うことによって1枚1枚作り上げていきます。

そうやって作った紙を使った後、細かくちぎって再び「すく」という作業を繰り返すことで「紙」として生まれ変わるんだそうです。

これを一度使われた紙、古紙のすき返しと言います。
これは「薄い墨の紙」と書いて「薄墨紙：うすずみがみ」と呼ばれていました。

当時は墨で字を書いていましたが、紙に染みた墨を抜くという技術が未熟であったため、再生された紙には墨が薄く残っていたことから、こう呼ばれるようになりました。

紙の原料は全てパルプ用の木材ですので、古紙を原料とする紙のリサイクルは資源の有効利用となるとともに貴重な森林資源を守ることにも繋がります。

日本の古紙の回収率は2022年の時点で79.5％です。
50年前と比べて2倍になっているそうです。

日本では古紙を回収する仕組みが確立され循環型社会作りに大きく貢献しています。

ただ、僕の聞いた話では「森を守る」という点では「木を切らない」という行為だけでは十分ではないそうです。
日本では昔から家を作る、風呂を沸かす、ご飯の煮炊きに木を切って使っていました。
鉄の鋳造などでも大量の木を使っていました。
しかし、木を伐採するだけでは、はげ山になり土砂崩れや災害の元になったり、次の資源を使うこともできなくなる。
そこで、伐採の後に植樹も必ず行ってきました。
これで森は若返るし、再び力強さや肥沃な土地を作っていきました。
海も豊かになるんです。

森を守るために「木を使う」。
海産資源を豊かにするために「山」を整えてあげる。

ある程度、人の手を入れた方が良いんだそうです。

木を使わなくなった日本の山は荒れ放題。
山を整える産業の低下、人手不足。
少し問題になっている、という話を聞きました。

ここら辺も考えながらリサイクルを進められればもっと良いんでしょうね。

本日の話題でした。