カッピングとリンパマッサージの相乗効果とは？：2022年10月1日｜気楽アロマリンパオイルもみほぐし栄店のブログ

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投稿日：2022-10-01 13:56:55.0

カッピングとリンパマッサージの相乗効果とは？: カッピング（吸い玉）とは？
かなりインパクトのあるこんな状態の人を見かけたことはありますか？

カッピングの痕

これはカッピングを受けた人の背中のの写真です。

カッピングは、別名吸い玉や、吸角とも呼ばれています。東洋医学でいわれている凝血(おけつ)の改善に効果的な治療法です。

この凝血とは、「血」の巡りが悪く、滞ってしまう状態です。

血の状態になると、体に栄養素が巡りづらくなり、皮膚のトラブル（しみ、クマ、ニキビ、肌あれなど）が現れやすくなります。

また血液が滞ることから、首肩こりや腰痛、関節痛、頭痛、生理痛なども起こりやすい状態です。

この凝血の改善に効果的なのが、カッピング（吸い玉）です。

カッピングは昔、医療もまだ発達しておらず薬もなかった時代に、蛇や虫などの毒や化膿してしまった傷の排毒排膿の目的で生まれた道具でした。

初めは口で吸っていたのを、動物の角を使うようになったことから、吸角(きゅうかく)とも呼ばれるようになりました。

吸引する方法として、火を使ってガラス製のカップ内を陰圧にして肌を吸い上げる方法のほか、手動や電動のポンプを用いて吸引する方法や吸引しているカップを動かす方法もあります。

吸い玉内の空気を抜いていき、陰圧を利用して、体内から体外へ引っ張る刺激を与えるのが、吸い玉の特徴です。

カッピング（吸い玉）の効果はなに？
カッピングを受ける女性

カッピング、吸い玉には大きく３つの効果があります。

血行促進
カップ内を陰圧にして、ひっぱることで、局所の血管を拡張させて、血液の流れを促進させます。血流が良くなることで、栄養を補給し、老廃物の流れも良くなります。血行不良によるコリや痛みの症状にも効果的です。
内臓の働きを整える
経絡や経穴(ツボ)、カッピング、吸い玉をした部位の反射帯を刺激することで、内臓の不調を整えます。
中枢神経系やホルモン系の調整
交感神経や副交感神経を刺激することで、自律神経のバランスを整え、自律神経の不調による症状の改善を促します。