腕・肩が上がらない四十肩五十肩について：2019年5月23日｜春日井治療院のブログ

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投稿日：2019-05-23 09:49:58.0

腕・肩が上がらない四十肩五十肩について: 　腕や肩が上がらないという症状でお悩みの方もたくさんいらっしゃると思います。

　症状としては早くて１ヶ月～３ヶ月、長いと１年掛かるケースも珍しくはありません。

　そして、不思議なことに片方の肩が治る頃に反対側の肩がまた上がらない、ということもあるのです。

　まず、この症状に対しての対処方法を考える前に『なぜ、四十肩五十肩になってしまったのか？』について考えてみましょう。　

　一般的には筋肉や腱の部分断裂、または関節に石灰が詰まって動きが制限されている場合があります。
　確かにハードな労働で肩を酷使していれば何らかのストレスが溜まってある日爆発することもあるでしょう。
　しかし、そこまでの肉体労働をしていなくても四十肩五十肩になってしまう方が多いのも事実です。
　この見極めが最も大切なのですが、ひとつの要因として考えられるのが、『塩分の不足』です。

　え？四十肩五十肩の原因が塩分の不足！？と思われるかもしれませんが、人体にとって必要不可欠なものとしての重要度からいえば、酸素・水・塩・カリウムがあります。

　人体では体の塩分の27％は骨に蓄えられています。その塩分が体内から少なくなってしまうと血中の塩分濃度を維持するために骨から塩分を引き出してしまうのです。

　このときに一緒に引き出されたカルシウム等が血中で石灰化して肩の関節に詰まってしまうことがあるのです。

　それから余談ですが、塩分の不足は一部の細胞を酸性化する原因にもなります。

　細胞内の酸性度が高くなれば、DNA構造が崩れてガンのリスクが高まってしまうこともあるのです。

　アメリカのある検査ではガン患者の多くに塩分不足の傾向が認められています。

　つまり、塩不足は体にとっての緊急事態なのです。

　もちろん塩だけではなく適切な水分を補給して腎臓を働かせて尿をしっかり出すことも大切です。
　夜寝てるときに筋肉が痙攣したり、めまいや立ちくらみがある方は塩分不足の兆候かもしれません。

　意識して塩分と水分をしっかり補給することをオススメします。

　しかし、ここで最も重要な塩の選び方があるのです。

　普通のスーパーに置いてあるような食卓塩はなるべく避けたほうがいいです（摂らないよりはまだいいかも。）。
　それよりも体にとっての必要なミネラルを残した天日干しの塩を選んだほうが間違いなくいいです。