婦人科系の調子から来る疲れについて：2019年6月24日｜春日井治療院のブログ

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投稿日：2019-06-24 16:27:26.0

婦人科系の調子から来る疲れについて: 　ツボマッサージの春日井治療院北谷大樹です。

　当院には肩こりや腰痛でお悩みの方々が来院されますが、その中でも辛い症状を伺っていくと婦人科系の症状でお悩みの方もたくさんいらっしゃいます。

　その原因の１つとして考えられるのが、大腸が下垂（下に垂れている）していることが挙げられます。

　特に写真にある横行結腸の下垂はその下にある膀胱や子宮を圧迫することがあります。こうなると輸卵管や卵巣にも圧力がかかり、卵巣から卵子が子宮の中にすんなり入っていけなくなり、不妊の原因となることあります。

　また、大腸そのものにも圧力がかかるので、便秘にもなりやすくなります。

　そしてこの大腸が下垂した状態が長く続くと子宮筋腫や月経不順を招いてしまうのです。

　筋腫とは筋肉上に出来た腫れ物ですので、臓器に何らかの圧力がかかり、血液循環と老廃物の排泄が妨げられて出来た可能性があります。

　逆にいうと、正常な循環さえ守れていれば筋腫を防げるということです。

　このような症状の前兆として起こり得るのは、残尿感やおしっこがあまり出にくいような症状の場合は気をつけて対応したほうがよいでしょう。

　また、横行結腸が下垂すると同じように胃も下に落ちてきますので、胃下垂になり消化もあまりよくない状態になりますので、これらにも注意すると良いと思います。

　ではなぜ大腸が下垂してしまうのか？

これは様々な可能性か考えられますが、シンプルにいうと『重力に耐える筋力が落ちている』のです。

　横行結腸は人体で唯一、体を左右に貫く臓器であり、それを支えるにはある程度のお腹の筋力が必要です（単純な腹筋の力とは違います）。

　お腹の筋力を鍛えるというよりか、本来ある力を発揮するための生活をすることが大切です。

　睡眠不足や働き過ぎで疲れてくると本来持っている筋力を発揮出来ないこともあります。

　ですから、体の疲れをしっかり取っていれば大腸が下垂するリスクを軽減できるのです。

　もし、体の疲れから子宮筋腫があれ月経不順でお悩みの方は切除する前に体の調子をベストに整える方法も考慮してみてください。

　なるべく体に傷はつけたくないですからね。
　◎国家資格者の指圧整体【ツボマッサージの春日井治療院】〒486-0927 愛知県春日井市柏井町5-40-1 TEL0568-70-9188