ハチドリのひとしずく：2019年10月15日｜ここもむのブログ

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投稿日：2019-10-15 14:57:49.0

ハチドリのひとしずく: どうも！代表の井上です。
密かに今回のブログは前回書いた物の続きになります。

ムヒカ大統領は以前に日本に来たことがあり、日本の経済や親切などが素晴らしいと言っていたのですが、逆に日本人は狂ってるのか？
という事まで言ってました。
それは、温水便座です。
ムヒカ大統領は「なんて無駄で自堕落な機能を開発したんだ」と呆れたようです。
自分の手で拭けるでしょ！って事の様です。
同じく電動歯ブラシにも驚いた様です。
自分の手で磨けるだろ！
って事です。
便利ですけどね。
私も温水便座は好きです。
家の便座もそうですし、よく使います。
なんなら常に水圧を「強」で使います。
だけど、このテクノロジーは私たちにとって本当に必要なものなのかと言ったら、ムヒカさんの言う通りなのかもしれないですよね。
ムヒカさんに言わせれば、この整体も無駄なものと言われそうです。
「時間を使って労働した賃金で、疲れた体を時間を使って癒し、その時間を労働という時間を使った賃金で支払う。無駄でしかない。そんなに働くんじゃないよ」という事でしょう。
これは、この日本では致し方ない。
その様に環境を作ってしまったのだから、同じように保育園に子供を預けて、子供との時間を割いて労働し、子供を良い学校に入れたければ、子供との時間を割いて労働して賃金を稼ぐ。
そんな事するよりも自由な時間を作りなさい。
という事ですよね。
はっきり言って難しいですよね。
そして、もう・・・変える事も難しいでしょう。
今の日本では・・・
でも、諦めなければならないのかな・・・

「ハチドリのひとしずく」という絵本があるのですが、短い話なので内容を紹介したいと思います。

森が燃えていました
森の生き物達は我先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは行ったり来たり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物達はそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」と笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」

この短い物語にはとても大きなメッセージが込められています。
クリキンディはハチドリという小さな体ながら大きな勇気をもっているように感じられます。
そして他の動物たちは臆病者で、自分さえよければいいといった卑怯者のように感じられます。

続く