いのうえんち第12弾　「性欲と告白」　前編：2020年2月21日｜ここもむのブログ

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投稿日：2020-02-21 10:30:06.0

いのうえんち第12弾　「性欲と告白」　前編: これは井上が札幌に出てきて1年位の時の話。
札幌に来た当時は高校時代から付き合っていた彼女も札幌に来た。
しかし、高校時代はお互いに実家だったから、お互いの家に遊びに行ったり出来たけど、札幌では彼女は短大に行ったのだが、女子寮に入った。
俺は男子だけの下宿に住んだ。
なので、お互いに異性が入る事を禁止している住居。
そうすると金もないのに大通で遊ぶ。
でも金がないから大してショッピングもしない。
更に言うなら、俺も若かったらさ・・・
彼女とエッチな事をしたいとばっかり思ってた。
だから週末はワンパターン。
街ブラして、ラブホ行って・・・
札幌出てきて3か月ほどで別れた。

そりゃ別れるって！
彼女にとってはつまらない男だし、エッチしたいだけじゃん！！ってなる。
それっきりしばらく彼女はいなかった。

その翌年、俺は下宿を出て一人暮らしをする事になる。
当然彼女が欲しいなあとは思っていたが、ナンパとかできないし、出会いもない。
悶々としていた。

そんな時何かの用事で実家に電話をした時、母から「そういえば、高校の時に同じクラスだった小田さん(仮名です。ちなみに女性ね）から電話があって、連絡先が知りたいので教えてくださいって言われたから、電話番号を教えておいたよ。」と言われた。

何の用事だ？

この小田さんは中学も同じクラスだが、クラスでは目立たないグループに所属していて、あまり喋った事もない。
顔は美人ではないけど、不細工と言う訳でもない。
一体何の用事だ？

色々頭を廻らせた・・・
もしかして・・・俺の事・・・好きだった？
どこかで彼女と別れた事を知ったから連絡取りたくなったとか？
ええ～まいったな～・・・と勝手に盛り上がった解釈をした。

それから一週間、俺は小田さんの事が気になっていた。
すると1週間後の夜に電話が鳴り、出てみると小田さんだった。
「あ！もしもし、私！小田だけど覚えてる？」
キタアアアアアアアアア！！！！

でもここはクールに・・・・平常心に！！
「ああ・・・覚えてるよ。今何やってるの？」
「私は○○レンタカーの受付してる」
「ふうん」
などと他愛もない会話を30分程した。
なかなか告白をしてこない。
まあ～そりゃあ言いづらいわな！
緊張するわな！！

続く