いのうえんち第75弾「とうとうこの時が来たか」その2：2023年4月28日｜ここもむのブログ

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投稿日：2023-04-28 19:49:08.0

いのうえんち第75弾「とうとうこの時が来たか」その2: そんな息子が4月から陸上自衛官になりました。
今は3か月間の訓練生ですけどね。
息子はとにかく自衛官に憧れ続けていた奴でして、私の記憶ではきっかけは小学生の時の2年生くらいだったかな？
琴似の夏祭りだったと思う。
その時の出店のくじ引き屋さんでピストルが当たったんだよね。
それも、大人の目から見たら100円ショップでも売ってそうな銀玉鉄砲ですよ。
それが良かったのか、そこからモデルガンに興味を持ちだし、中学生に上がる頃にはモデルガンのオタク的な存在に。
これはドイツ軍が使ってる何たらというライフルで、これはロシア軍の何たらという銃とかめちゃめちゃ詳しくなってた。

昔、同じように銃に興味を持って、銃の乱射事件を起こした少年がいたんだが、その犯人と重ねて見える感じで将来が不安でした。

中学で私から離れて長沼町に住む私の母と暮らしながら長沼町の中学校に行く事になったのですが、そこには父が自衛官だった時の遺品が倉庫に眠っており、そこには自衛隊のワッペンやら肩章やらがあって、それを磨いて私服に付けたりして、そしたら私服も迷彩柄とかサバイバルグッズ的な物を好んで身につける様になり、とにかく自衛官に憧れを持ち、その気持ちはずーっと変わらず、とうとう先日本当に自衛官になったのです。
私なんか高校を卒業した時にはやりたい事なんて特に思いつく事もなく、なんとなく専門学校に入ったけど、本当にその仕事を好きな人達に囲まれて受けた授業は「なんか違ったかも・・・」とずーっと思ってたし、やりたい事を見つけて、その夢を持ちづづける事。
それってやっぱりすごい事だと思うんですよね。

おそらく今頃は汗と土埃にまみれながら、腕立て伏せしたり走ったりしてるんでしょう。
自分で好きになって選んだ道だから、とことん頑張ってくれるとは思いますが、どんな仕事でも想像してた事と違うギャップってあるでしょう。
理想と現実って時には違うでしょう。
そこにぶつかった時のショックは憧れ続けていた息子だけにショックも大きいんじゃないかなど考えちゃうんですよね。
子離れできてないですね。

本当に本当に最後の最後で、もう前には進めない！
って時には、別に自衛隊だけが道じゃないんだよと挫折したって逃げたって駄目ではないんだよ。
止まって考える事も必要だよ。
と帰ってくる息子を迎え入れる準備だけはしています。

つづく