肘の不調を放っておくのはお勧めしません：2020年9月4日｜けんこう専科整体院のブログ

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投稿日：2020-09-04 11:59:42.0

肘の不調を放っておくのはお勧めしません: 野球肘とは投球による肘の障害です。

その名の通り野球選手に多く発症する病気なので野球肘と呼ばれていますが、医学的な正式名称は「離断性骨軟骨炎」や「裂離骨折」と呼ばれるものがあります。

主に、投げすぎ、使い過ぎ(オーバーユース)によって起こるスポーツ障害です。

痛む場所は様々ですが、肘の内側と外側に多いです。

原因として投球動作時に肘の内側が筋肉や靭帯に引っ張られ骨がはがれるもの（裂離骨折）、肘の外側には骨同士がぶつかる力によって骨が破壊されるもの（離断性骨軟骨炎）に分けられます。

大人に比べ、成長期の小学生や中学生は骨がまだ発達しておらず、そういった時期の過度な投球によって肘に負荷がたまり、発症しているケースが大半です。

また、正しい投球フォームでないため肘に負荷をかけることが原因となるケースも多いです。

症状は徐々に発症する場合が多く、重症化しやすい障害です。

症状をそのままにしておくと、初期段階では肘の内側・外側を押すと痛み、肘に腫れや痛みを感じます。

さらに症状が進行すると肘の伸びと曲がりが悪くなり、関節稼動範囲の制限、関節の変形につながり、今後野球が出来なることもあります。

安静にしていれば一時的には痛みはなくなりますが、完治しているものではないので十分にご注意ください。

野球をやっている方やそれに関わるご家族は、野球肘に関する知識や対処方法をしっかりと把握してください。

野球肘の一般的な治療法として、

一般的な治療法としては肘を休ませるために一定期間（約2～3週間）の投球禁止、または制限をして炎症を起こさないようにします。

また、炎症を抑えるためのアイシングやテーピング固定、電気治療、温熱療法、赤外線、超音波療法、サポーター、ギプス等が主で、肘に対する治療を行います。

重症の場合は靭帯や腱の移植手術、関節遊離体（ねずみ）除去などの手術をします。

手術の場合はリハビリ期間(半年～2年程)を要します。

当院では症状のある肘だけでなく、身体全体の状態を診て、それに合わせた施術を行います。

姿勢が崩れ、身体を左右均等に使えない状態が続くことで、筋肉や関節に負担をかけているケースがあるからです。

当院には野球肘でお悩みの方が多く来院され、改善に向かっています。

あなたも野球肘や似たような症状でお悩みでしたら、一度ご相談ください。