脱毛に『強い光』は必要か？（２）：2021年9月23日｜ビューティーデイバイオーキッド(BEAUTY DAY by ORCHID)のブログ

ビューティーデイバイオーキッド(BEAUTY DAY by ORCHID)のお店ロゴ

物理と化学のエステティックサロン BEAUTY DAY by ORCHID 代々木上原

ブツリトカガクノエステティックサロン　ビューティーデイバイオーキッド　ヨヨギウエハラ

即時予約OK

ポイント加盟店

メンズにもオススメ

エステ
リラク
整体・カイロ

東京都渋谷区元代々木町3-8 Staart101
代々木八幡・代々木公園駅→徒歩3分｜代々木上原駅→徒歩8分　[毛穴/脱毛/小顔]

ビューティーデイバイオーキッド(BEAUTY DAY by ORCHID)のブログ

ビューティー

投稿日：2021-09-23 11:27:46.0

脱毛に『強い光』は必要か？（２）: こんにちは、オーキッド原です！

「脱毛の強い光が必要か」シリーズ第二弾です☆

さて、まずは光脱毛のメカニズムを簡単にご紹介します。
-----
【光脱毛のメカニズム】
毛乳頭を0.1秒間ほど、70℃以上に加熱できれば、
「毛を作る機能」と「毛をホールドする機能」を失い、
毛が抜けて、同じ毛乳頭では毛が作られなくなる。
機能を失った毛乳頭は、肌細胞の代謝と一緒に排出される。
-----

毛乳頭はタンパク質です。タンパク質は一定温度以上に熱すると元々持っている機能を失います。
これを「タンパク質の熱変性」と呼びます。卵を温めるとゆで卵になった雛は孵らないのと同じですね。

つまり「毛乳頭を70℃以上に加熱すれば」よいのです。

そして、日本人の一般的な肌質と毛質であれば、毛乳頭を0.75秒間、70℃以上に加熱するのに必要なエネルギーは25ジュールくらいです。

当サロンのマシンは、いわゆる「高エネルギーなマシン」と呼ばれる部類ですが、実際は半分くらいの光エネルギーしか使いません。

光が強ければ、脱毛の効果が高いワケではないのです。
（もちろんレーザーも同じです。レーザーも光ですので。）

つまり、「強い光を出せるので脱毛効果バツグン！」といった広告をよく見かけますが…、物理的にその謳い文句は矛盾しているのでは？と疑問を持ってしまいます。

たとえば、

　『うちのタクシーは時速300キロ出せます！！』

と、宣伝しているタクシーがあったら、あなたは嬉しいでしょうか？

日本の法定速度は60キロだし、怖いし、300キロも出さなくてもいいんじゃないかな？安全運転するタクシーに乗りたいな…と思ってしまいます。

脱毛機もそれと同じです。
オーバースペックをアピールすることに、あまり価値はないと思います。

ここでお伝えしたいことは、
サロンやクリニックを選ぶとき、あなたは「光の強さを気にする必要はない」ということです。

あなたの肌に過度な負担を与えず脱毛できれば、それでいいのです。
必要以上のエネルギは事故を招くだけです。

もちろん「弱い光」では脱毛できません。これも事実です。
必要以下のエネルギしか出せない機械も沢山ございます。

このブログの後半で、物理式から25ジュールほどあれば脱毛できることを証明しています♪
ご覧いただきありがとうございます☆

オーキッド原