脱毛に強い光は必要か（2）：2023年7月8日｜ビューティーデイバイオーキッド(BEAUTY DAY by ORCHID)のブログ

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ビューティー

投稿日：2023-07-08 09:28:46.0

脱毛に強い光は必要か（2）: こんにちは、オーキッドです！

「脱毛の強い光が必要か」シリーズ第二弾です☆

さて、まずは光脱毛のメカニズムを簡単にご紹介します。
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【光脱毛のメカニズム】
毛乳頭を0.1秒間ほど、70℃以上に加熱できれば、
「毛を作る機能」と「毛をホールドする機能」を失い、
毛が抜けて、同じ毛乳頭では毛が作られなくなる。
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毛乳頭はタンパク質です。タンパク質は一定温度以上に熱すると元々持っている機能を失います。
これを「タンパク質の熱変性」と呼びます。卵を温めるとゆで卵になった雛は孵らないのと同じですね。

つまり「毛乳頭を0.75秒間、70℃以上に加熱すれば」よいのです。

そして、日本人の一般的な肌質と毛質であれば、毛乳頭を0.75秒間、70℃以上に加熱するのに必要なエネルギーは25ジュールくらいです。

当サロンのマシンは、いわゆる「高エネルギーなマシン」と呼ばれる部類ですが、実際は半分くらいの光エネルギーで理論上十分な効果を出せています。

（概算であれば脱毛に必要な光エネルギーの導出はシンプルです。）

光が強ければ、脱毛の効果が高いワケではないのです。もちろんレーザーも同じです。レーザーも光であり、電磁波の一種ですからね。

つまり、「強い光を出せるので脱毛効果バツグン！」といった広告をよく見かけますが…、物理的にその謳い文句は矛盾しているのでは？と疑問を持ってしまいます。

たとえば、

　『うちのタクシーは時速300キロ出ます！！』

と、宣伝しているタクシーがあったら、あなたは嬉しいでしょうか？

日本の法定速度は60キロだし、怖いし、300キロも出さなくてもいいんじゃないかな？安全運転するタクシーに乗りたいな…と思ってしまいます。

脱毛機もそれと同じです。
オーバースペックをアピールすることに、あまり価値はないと思います。

ここでお伝えしたいことは、
サロンやクリニックを選ぶとき、あなたは「光の強さを気にする必要はない」ということです。

あなたの肌に過度な負担を与えず、ちゃんと脱毛できれば、それでいいのです。
必要以上のエネルギは不必要に事故を招くだけです。

もちろん「弱い光」では脱毛できません。これも事実です。
必要以下のエネルギしか出せない機械も沢山ございます。

肌に合った効果の出る強さの光を提供することが大切ですね。

オーキッド