感覚器官も食べ過ぎたら消化不良を起こします：2023年7月7日｜サント(santo)のブログ

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ビューティー

投稿日：2023-07-07 10:16:47.0

感覚器官も食べ過ぎたら消化不良を起こします: こんにちは。京都アーユルヴェーダサロンsantoのセラピスト木下です。ブログをご覧いただきありがとうございます。

気がつけば前回のブログから２週間も経っていました。

この間何をしていたかというと…韓国語の勉強に本気出してました。

明確な目標もなく始めたのでモチベーション維持できるか心配でしたが、思ったより面白くて、でも難しくて、ピッタの火が燃えてます。

中でも苦労したのが、歌です。
「来週までに歌えるよう練習してきて下さい」と配られた歌詞カード…。
言葉の意味も文法も全然分からない中で「そんなの無茶だよ～(汗)」と思いながらも、やるべきことはきっちりやりたいピッタ体質なので、必死で練習しました。
道を歩きながら、電車の中で、ジムで、お風呂で、暇さえあれば音源を聴いて歌詞カードと睨めっこして、最後には１曲丸暗記しました。やればできるもんです。

でも、最後の方で感じたのは、
「耳が、吐きそう…。」
でした。
正確には、耳から入った情報を脳で処理するまでを含めた聴覚システム全体ですね。

ほぼ毎日、数え切れないほどの回数、聴き慣れない言葉を聞き続ける。しかも聞き流すだけでなく覚えようとする。
これは、突然毎日の食事がフォアグラになったようなもの。
慣れないものを食べ過ぎたことによる胃腸疲労と消化不良が、聴覚で起こっているような感じでした。

アーユルヴェーダは、口から摂るものだけでなく五感から入る情報や思考も全部食べ物だと言っていますが、それを身をもって体感しました。

食べ過ぎ、体質に合わない食べ物、嫌いな食べ物、消化しにくい食べ物、慣れない食べ物が消化不良の原因になるのは容易に想像できると思います。
同じく、見過ぎ・聞き過ぎ・考え過ぎ、不快な音や映像や景色との接触、心に負担のかかる情報との接触、慣れない音や映像や景色との過度な接触は、心の消化不良を引き起こします。

私は楽しみながらやり遂げられたので達成感もあって心は無事ですが、ちょっとやり過ぎてしまったので、聴覚は「もうお腹いっぱい！吐きそう！」と悲鳴をあげたようです。

大好きなスキマスイッチのベストアルバムが発売されたところですが、しばらく耳を休めたいと思います。