二の腕のブツブツの正体は？：2020年11月18日｜ケイココ(Keicoco)のブログ

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投稿日：2020-11-18 17:45:49.0

二の腕のブツブツの正体は？: こんにちは。
今日は、Keicocoでも気にしていらっしゃるお客様がいらっしゃる、二の腕のブツブツの正体についてお話しようかな？と思います。
そのブツブツ、もしかしたら「毛孔性苔癬（もうこうせいたいせん）」という皮膚疾患かも！！
ニキビような赤みで肌がサメ肌のようにザラザラしていて、放っておいてもなかなか治らない……という場合「毛孔性苔癬（もうこうせいたいせん）」という皮膚疾患かもしれません。「毛孔性苔癬」は非常に多い一般的な皮膚病で、健康上重大な問題を引き起こすことはありませんが、腕を出す季節には気になる方もいらっしゃるでしょう。

「毛孔性苔癬」とは！
肩から二の腕、上背部そして太ももに多く見られる、毛穴が褐色がかって硬くなり、触れる丘疹（ぶつぶつ）が多数見られる皮膚疾患です。これは簡単に言うと毛穴の中に角質が詰まってしまう症状で、ひとつひとつは1～3mm程と小さく、触るとザラザラとした感触です。
小児期から発症し、成長と共に消えていくといわれています。

原因は？
1、ターンオーバーの乱れ
2、遺伝
3、ホルモン代謝の乱れ　　

ターンオーバーが滞ることにより、角質が毛穴に過剰に溜まってしまい、皮膚の表面が盛り上がってブツブツしてします。肌触りも悪く、時には毛穴の周りで炎症を起こして、赤みを伴うこともあります。
遺伝性要因に基づいて発症することが多く、開いた毛穴に角栓が詰まることで、上から皮膚がかぶさり、皮脂の排出ができなくなるのが原因です。

毛孔性苔癬に病院で処方するのは「尿素クリーム」
肘、膝、踵のガサガサして角質が厚くなった部分や二の腕のブツブツ（毛孔性苔癬と呼びます）によく処方します。この成分も昔からよく保湿剤に使われる成分で安全性が確立されているため、市販品でも同じ10～20％の濃度で使われています。

自宅でできる二の腕のブツブツ対策とは？
二の腕のブツブツの正体であるたまった角質を取り除いてあげることが大切。同時に、肌の代謝異常を正常化させるためには「血行促進」を、赤味を抑えるためには「炎症を抑えること」が大切です。

二の腕のブツブツ対策で、やってはいけないNG行為
NG1、ゴシゴシ擦る
NG2、潰す
NG3、保湿を怠る
どれも無意識にやってしまいがちなので、症状を悪化させないように気をつけて、きちんとケアしましょうね。