顎の痛み：2020年9月18日｜ルクス整体院のブログ

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投稿日：2020-09-18 16:24:15.0

顎の痛み: がくがく顎関節症(顎の痛み)

皆さんは顎が痛くなったことはありますか？
普段の生活で、「口を開けにくい」「顎を動かすと音がする」などありませんか？
顎関節症の可能性もあります。

まずは顎関節についてからの説明です。

◎構成
顎関節は下顎骨の下顎頭と、側頭骨の下顎窩との間につくられる関節を顎関節とよび、楕円関節（2軸性）である。関節腔内には、関節円板がみられ、これにより関節腔は二分されます。関節包は緩く、外側靭帯、蝶下顎靭帯、茎状下顎靭帯によって補強されます。

◎働き
・上下運動：口の開閉、食物を噛み切る。
・前進、後退：下顎頭を引き出す動作は開口のきっかけとなる。このとき下顎頭とともに関節円盤も前に引き出される。
・側方への回旋：咀嚼のすり潰し。

●顎関節症

◎定義：顎関節症は、顎関節や咀嚼筋の痛み、関節雑音、開口障害ないし運動異常の総称です。病態には咀嚼筋、靭帯、関節円板障害、変形性関節症が含まれます。

　一般的に顎内障は顎関節症の3型に該当し、顎関節内部に限局した円板の位置異常を伴う関節構成体の器質的・機能的障害であって、局所的・全体的原因または誘因で発生します。

◎発生機序
・咬合異常や過度の咀嚼運動などによる関節円板の非炎症性障害。
・外傷による関節円板の位置異常、関節構成組織の不全修復。
・咀嚼筋の不均等による運動障害。
・漸進的には不良姿勢、精神的ストレスが誘因。

◎症状
・口の開閉時の痛み、開口制限、異常運動のため咀嚼困難なことも
・耳の前面に軽度の腫れ
・顎関節運動時に異常音
・頸部筋、背筋、特に咀嚼筋の筋緊張。
・頭痛等の症状。

1型：咀嚼筋障害咀嚼筋障害を主症状としたもの
2型：関節包・靭帯障害円板後部組織・関節包・靭帯の慢性外傷性病変を主症状としたもの
3型：関節円板障害関節円板の異常を主症状としたもの
4：変形性関節症退行性病変を主症状としたもの
5：その他以上のいずれにも属さないもの

◎治療法

当院では、関節円板の位置異常があれば、顎関節の矯正をおこないます。咀嚼筋や顔面頭蓋の調整を行い歪みを取ることにより、顎関節の痛みや動きを改善させていきます。

それでも、痛みが変わらない場合では、足首の歪みも見ていきます。

何が顎の動きを邪魔しているか。それがどこか探してみませんか？