疲労、疲労感、そのオオモト：2022年4月5日｜癒し処ほっこり舟入店のブログ

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投稿日：2022-04-05 10:44:56.0

疲労、疲労感、そのオオモト: 昨日の夕方、「ちょっと仮眠とってからブログ書こ！」と思って、

目が覚めたら翌朝でした。

おはようございます。ほっこり舟入店スタッフの横光です。

先週の月曜日ブログの続き、書いていこうと思います～。

私たちが運動すると、体の中で”炎症性サイトカイン”という物質が生成されます。これを脳が感じると、いわゆる”疲労感”を自覚するわけです。風邪で身体がだるいのも、ウイルスに対する免疫反応として、炎症性サイトカインが増えるから、なんですね。

ただ、「何が」炎症性サイトカインを生成しているのか、実は20年近く謎でした。
そもそも、"疲労"があるから、"疲労感"が生まれるわけで。その”疲労”って何なのか、それ自体あまり解明されていなかったんです。
それが最近になって、少しずつ分かってきました。

分かりやすくまとめると、

運動する
↓

エネルギーを得る過程で、乳酸が蓄積される
↓

乳酸が肝臓で代謝される
↓

（なんやかんや…）　←ここが不明。。。
↓

炎症性サイトカインが生成される
↓

疲労感、発生！

↑　こんな感じです。

炎症性サイトカインを作っていた物質、その名前は、

リン酸化 eIF2α

といいます。
体内にあるタンパク質合成物質eIF2α、これにリン酸がくっついてできます。

eIF2αって、臓器に必要なタンパク質を作ってくれる大切な物質なんですね。
けれど、運動などでリン酸化したものが増えると、タンパク質合成が阻害され、それにより臓器機能が低下してしまうんです。つまり、休息が必要になるということです。

この機能低下状態こそが、「疲れた」というやつなんです。

だからこそ、炎症性サイトカインを生成して”疲労感”を感じさせ、「君、疲れてきたからそろそろ休みなさい」と私たちに伝えてくれるんですね。
炎症、なんて言葉があるから悪く見えがちですが、過労にブレーキをかけてくれる大切な存在なんだな～、なんて調べてて感じてました。

体が伝えてくれるサイン、もし心当たりがあれば、時間をとってゆっくり休むのが良さそうですね。

…長文をここまで読んでくださって、ありがとうございます。
本当はまだ続きがあるんですが、ブログの文量制限がきちゃったので、今日はこの辺で終わりにします。

ちょっと良い納豆買ったので、今から朝ごはん。。。ではでは。