肺に優しい生活を♪呼吸を整えて心身ともに健やかに♪：2024年3月5日｜アールワン(R-1)のブログ

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投稿日：2024-03-05 19:28:04.0

肺に優しい生活を♪呼吸を整えて心身ともに健やかに♪: こんにちは。久々の投稿となります。
最近、暖かくなってきたなと思えば、また寒くなったり、雨が降ったり、風が強かったり、天候の変動が激しくなっておりますが、元気にお過ごしでしょうか？
気温差が大きかったり、天候が悪かったりすると、体調や気分も崩れやすくなりますね。
ゆったりとリラックスして、心身ともに回復できるゆとりがあると良いのですが、そうもいかない時ってありますよね。
そんな時って、背中が硬くなって無意識に呼吸が浅くなっていることが多いように感じます。

以前に、深くゆっくりとした腹式呼吸をすることで、心身を整えることができるという内容の話をさせていただいたことがありましたが、その呼吸をするのに重要な肺は、その他にも色々な働きをして体を支えてくれています。
肺が規則正しく呼吸をすることで、気、血、津液（血液以外の人体中の正常な水液の総称）の運行が正常に行われ、全身の代謝や血行は肺が正常に機能することで管理、調整されています。
呼吸が浅くなったり、呼吸が乱れることによって、全身の気、血、津液の運行リズムが崩れて疲労感や倦怠感が出てきます。
また、大気から得た清気や飲食物から得た栄養は経脈を通じて全身に運搬されますが、全身の経脈は肺を通じています。
肺には、外側から体を守ってくれている一面もあり、病気の原因となる気候変化などの影響を外邪や六淫といいますが、外邪は呼吸器や体表から人体に侵入します。臓腑ではその呼吸器や体表と関係のある肺が最初に外邪からの影響を受けて、人体への侵入を防いでくれています。
栄養を体表に運搬し、体表の組織に潤いやハリ、ツヤを与え、汗孔の開閉や発汗の調整をして皮膚から濁気を排泄し、外邪の侵入も防いでいます。
このように、肺は外邪が侵入しやすく、寒熱に弱い臓腑でもあり、全身の経脈が肺を通ずることから、他の臓腑の病が肺に影響しやすいという特徴もあります。
また、肺と大腸には密接な関係があり、肺の機能が低下すると便秘になったり、便秘になると逆に呼吸が浅くなったり、便秘により大腸の濁気が経絡を通じて肺に影響し、肺から体表の皮膚にふきでものができたりもするようです。

まだまだ、このほかにも肺の働きや体への影響がありますが、このほんの一部だけでも、肺の重要性がわかりますね。
そして、このように肺は、とてもデリケートです。
肺に優しく、大切にしましょうね。