ラジオ出演『コロナ禍での認知症予防』：2021年3月12日｜エクラム(EKLAM)のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2021-03-12 10:31:20.0

ラジオ出演『コロナ禍での認知症予防』: おはようございます。肌質・体質改善の専門家の峯岸です。

3月10日（水）14:20～ラジオエフ美と健康の情報番組『Be Smile』に出演の日でした。

今月は頭の健康、『コロナ禍での認知症予防』について、お話しさせていただきました。私、日本認知症予防学会に所属した「認知症予防専門士」という肩書もあります。コロナウイルス感染拡大する以前は毎年、学会主催の学術集会があり、研究者の方々（医師ではなく）が研究の成果を発表されたり、海外の最新治験データーをご紹介くださる場です。会期は3日間で朝から晩まで、みっちりお勉強をします。

今、コロナ禍で人とのコミュニケーションが取りにくい、感染を恐れて高齢者が自宅に引き籠るというのは認知症予防の観点から見ると、最悪のパターンで認知症を進行させてしまう恐れがあります。ご身内のご両親や祖父母の方がいらっしゃったら、是非、注意したり取り入れて欲しいことをご紹介させていただきます。

実は最近、ご主人の物忘れが酷いので幾つか病院を受診したけど「異常なし」と診断されるけど、何故、物忘れが酷いのか理由が知りたい。という方がいらっしゃって、私が所属している学会の「認知症予防専門医の指導をされている医師」をご紹介しました。結果は「加齢による物忘れ」でしたが、担当の医師や看護師さんたちが優しくて安心した。ということでした。それでも、何もしないでいるのは不安…という事で、認知症予防専門士の立場から、日頃の生活習慣を見直していただくために、アドバイスさせていただきました。

認知症は急に発症するのではなく、10～15年くらいかけて進行する症状なので、40～50代から認知症予防をされることをお勧め致します。

【一次予防】※一番最初に取り組まれること
（１）動脈硬化予防…高コレステロール血症、糖尿病、高血圧症、喫煙は動脈硬化による血管の老化を早め、「血管性認知症」を引き起こすだけでなく、アルツハイマー型認知症の発症率も上昇させます。※糖尿病の方は認知症になる確率が2倍に増加します。

もし、これらがある場合は、改善するように治療するとか食事内容を見直す、また、運動する習慣をつけるなど、その症状を放置しないことが大切です。

このブログをお読みくださっている方が、ご両親などに、この情報を教えてあげてください。また、「運動」「食事」など、折を見てご紹介します。