月経前の不調を緩和するアロマ：2022年4月28日｜エクラム(EKLAM)のブログ

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投稿日：2022-04-28 12:48:41.0

月経前の不調を緩和するアロマ: こんにちは、EKLAMの峯岸です。

サロンをご利用くださるお客様は、色々な身体の悩みを抱えています。その中でも非常に多いのが、月経前症候群（premenstrual syndrome：PMS）です。

《公益社団法人日本産婦人科学会》によれば、月経前症候群は『生理前、3～10日間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし、消失するもの』と位置付けられています。

【月経前症候群の原因】
原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。排卵のリズムがある女性の場合、排卵から月経までの期間（黄体期）にエストロゲン（卵胞ホルモン）とプロゲステロン（黄体ホルモン）が多く分泌されます。この黄体期の後半に卵胞ホルモンと黄体ホルモンが急激に低下し、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことが、PMSの原因と考えられています。しかし、脳内のホルモンや神経伝達物質はストレスなどの影響を受けるため、PMSは女性ホルモンの低下だけが原因ではなく多くの要因から起こるといわれています。
⇒〔要約：ストレスの影響を受ける〕

【月経前症候群の症状】
精神神経症状として情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害、自律神経症状としてのぼせ、食欲不振・過食、めまい、倦怠感、身体的症状として腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張りなどがあります。とくに精神状態が強い場合には、月経前不快気分障害（premenstrual dyspholic disorder : PMDD）の場合もあります。
※公益社団法人日本産婦人科学会HPより抜粋

症状が酷い方だと、ピルを服用される方もおられるようですが、なるべく薬に頼らずケアしたいという方には、アロマは非常に有効な手段です。

【アロマが月経前症候群に有効な理由】
アロマの芳香分子が鼻腔の奥にある嗅上皮の嗅細胞に到達すると脳の大脳辺縁系にある視床下部に電気信号（神経インパルス）として、香りのメッセージが運ばれ作用します。この視床下部は別名《脳の司令塔》と言われ、神経系・内分泌（ホルモン）系・免疫系のバランスを整えます。更に月経前症候群に有効なアロマでマッサージすると精油成分が経皮吸収され、頭痛・倦怠感・むくみ等の身体症状が緩和されます。

施術を受けられる場合には、生理予定日の1週間前後がオススメです。