治りづらい手首の痛み　ＴＦＣＣ損傷など　その１：2024年1月18日｜オラフ高坂西口整体院(olaf)のブログ

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投稿日：2024-01-18 17:56:05.0

治りづらい手首の痛み　ＴＦＣＣ損傷など　その１: こんにちは。
olaf高坂西口整体院の榎本です。

■治りづらい手首の痛み　【ＴＦＣＣ損傷】などについて

手首の痛みは家事をするにしろ、仕事にしろ、手を使うことが多い日常では非常に嫌なものです。

手首の痛みの原因の一つにＴＦＣＣ損傷（三角線維軟骨複合体損傷）というものがあります。
転倒しそうになって手をついた拍子に痛めたり、手首を曲げっぱなしにする時間が長くなることでストレスを感じたり、
きっかけは様々ですが、主に小指側の手首がドアノブや瓶の蓋を開けようとした時に痛みが出たり、重いものを持つと痛みます。

病院では慢性的な痛みが続き、放っておいたり悪くすると非常に困難な症病として扱われ、痛みが治まらなければ手術。そういうものなんだとされてしまうことが多いようです。

また、同じような症状の疾患として
腱鞘炎や尺側手根伸筋腱炎、手根靭帯損傷、尺骨突き上げ症候群などが挙げられます。

■手術をする前に

長期間痛みがある方、慢性化している方は手術を勧められると思いますが、
手術をするということは身体に負担のかかることですし、可動域の制限や筋力低下によりオリジナルの身体でできていた動きが二度とできなくなる可能性もあります。
手術はしたくないと考えることが普通のことではありますが、その前にできることがありますし、その努力をせずにいきなり手術というのはあまりにももったいないということです。

ちなみに私は１０年程前、バスケの試合中に相手チームに悪質な反則をされて倒れ、転んだ際に手首を床に強くついてしまい２年以上もの期間手首の痛みに悩まされていましたが、
カイロプラクティックと解剖学の基本的な知識、技術を改めて確認し、実践したところ３日ほどで痛みはほぼ感じない状態にまで戻りました。

文面や言葉だけの疾患の名前やその特徴的な症状にばかり目が行き、それが当たり前だと思い込んでいる方が非常に多いですが、すべての方が手術を必要としているわけではなく、
諦めずにできることを積極的に模索することで、負担なく痛みから解放することも可能性として残っているということを忘れないでほしいと思います。

→その２へ続く