アーユルヴェーダによる花粉症対策：2025年2月12日｜ウールアルト中目黒(ol alt)のブログ

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投稿日：2025-02-12 10:32:32.0

アーユルヴェーダによる花粉症対策: 春が近づくと花粉症に悩まされる方が増えてきます。
すでに目がかゆくなったり、マスクや花粉症薬が気になる時期ではないでしょうか。

アーユルヴェーダでは、花粉症の原因をカパの増加と考えます。
カパが過剰になると、鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみなどの症状が現れやすくなります。
特に春はカパが増える季節であり、そこに花粉が加わることで症状がさらに悪化します。

このカパのバランスを整え、免疫力を高めるためにアーユルヴェーダで推奨されるのが「トリカトゥ」です。私自身も毎年この時期に摂取することで、以前は薬やマスクが手放せなかった花粉症が改善しました。

トリカトゥとは？
トリカトゥはアーユルヴェーダの伝統的なスパイスミックスで、
以下の3つの成分が配合されています。
1. 乾燥ショウガ
　消化を促進し、体を温める
　粘液を排出しやすくし、鼻づまりを軽減
2. ブラックペッパー
　免疫力を高め、抗炎症作用がある
　鼻や喉の不快感を和らげる
3. 長コショウ
　呼吸器系を強化し、痰を取り除く
　消化機能を改善し、カパの増加を抑える

このスパイスは、体内のアグニ（消化の火）を活性化し、毒素（アーマ）を燃焼させることで、余分な粘液の排出を促し、花粉症の症状を和らげます。

トリカトゥの使い方

1. はちみつと混ぜる
小さじ4分の1（約1g）のトリカトゥを純粋なはちみつと混ぜ、朝の空腹時に摂取すると効果的。
はちみつはカパを減らし、喉の違和感を和らげる働きもあります◎

2. 温かいお湯やハーブティーに加える

ショウガティーやカモミールティーに小さじ4分の1のトリカトゥを加えて飲むと、花粉症の症状を和らげます。

3. ギー（精製バター）と一緒に摂る
ギーは体のバランスを整え、消化を助けるため、トリカトゥと混ぜて摂取するのもおすすめです。
ただし、ハチミツとギーは一緒に摂らないように要注意！

アーユルヴェーダでは、花粉症を単なるアレルギー症状ではなく、カパの乱れと捉えます。
トリカトゥは、カパのバランスを整え、消化力を高めることで、花粉症の症状を自然に和らげる最古のスパイスブレンドとも言えるでしょう。

日々の生活に取り入れることで、薬に頼らず、体本来の力で花粉症を乗り越えていきましょう！