スポーツ心臓：2021年6月23日｜まつなが鍼灸整骨院お花茶屋院のブログ

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プライベート

投稿日：2021-06-23 08:52:09.0

スポーツ心臓: こんにちは！
お花茶屋整体院です！

スポーツ心臓について紹介します！
長期間にわたる激しい運動をしたスポーツ選手には
・心臓が一般の人よりも大きくなる
・心臓の規則正しい収縮に異常をきたす不整脈を始めとする心電図における異常がしばしばみられる
という特徴があります。

ただし、スポーツ心臓は病的なものではなく、強度のトレーニングに対する適応現象と考えられています。

　『スポーツ心臓』は持久性を要する運動種目の選手に多くみられ、すべての競技選手にみられるものではありません。特に、長距離走、自転車などの運動種目によくみられます。

運動は動的運動と静的運動の二種類に分けられます。

動的運動：筋の等張性収縮を基礎として行われる運動

持久性トレーニングが中心。（ランニング、水泳など）
運動中は、血圧の上昇、心拍数の増加がおこり、心臓から体に送り出される血液量の増加が特徴ひらめき電球

静的運動：筋の等尺性収縮（筋長を変えずに収縮させる）を基礎として行われる運動

筋力トレーニングが中心。（重量挙げ、体操、柔道）
運動中の血圧上昇が著明で、心拍数も増加しますが、心臓から体に送り出される血液量の増加はそれほど多くありません。

このような運動による心臓に及ぼす負荷の違いが運動種目による『スポーツ心臓』の出現の違いの原因になります.

　『スポーツ心臓』は高度なトレーニングを積んだ者にのみ出現するもので、トライアスロンやフルマラソン大会に出場し、一日１０Ｋｍ程度のジョギングをしている市民ランナーでは『スポーツ心臓』所見はあまりみられません。
ただし、市民ランナーでも徐脈の人も、少なくはないようです。
スポーツ選手は脈拍が遅くなる徐脈の傾向があります。
一般人の安静時の一分間の心拍数は６０から１００が正常とされていますが、
よく鍛練された選手の安静時の心拍数は４０以下のことがめずらしくありません。
この状態が徐脈だけでなく、心電図におけるさまざまな異常（不整脈もスポーツ選手によくみられます）の原因にもなっています。
しかし、肥大型心筋症といわれる疾患など、『スポーツ心臓』と似た所見を示す疾患もあるため、時にスポーツ心臓と誤診されることもあるので、定期的なメディカルチェックを受けて、専門的に精査してもらうことも必要になります。