硬い猫背とディッシュ　改善に時間が必要なタイプ2：2023年10月24日｜笠原カイロプラクティックオフィスのブログ

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投稿日：2023-10-24 20:09:42.0

硬い猫背とディッシュ　改善に時間が必要なタイプ2: 背中の張りがツラくて・・・
たまにズキッと響くこともあるんだけど、
鏡で見ても、背中は別に平らで猫背じゃないのに・・・
ひょっとしたら『ディッシュ』かもしれません。

『ディッシュ』？

はい。背部の一部（背骨）が、くぼんだような平な状態をいいます。
通常、背骨はやや丸みがあり、柔軟性が備わっていて、
背中の曲げ伸ばし、側屈や回旋が出来る様になっています。
しかし、背中がへこんだ様に平ら（フラット）に所があると、
その部位は曲げ伸ばしなど、動きが悪くなります。
そうなると、背骨の柔軟性が乏しくなって、
筋肉がこわばり、肩や肩甲骨周りの可動域制限を起こします。

確かに！肩甲骨を回すと、ゴリゴリ鳴るし、
胸が開かないから、呼吸が浅い感じがする・・・
カイロプラクティックでは、背骨のフラット状態を
『ディッシュ』と呼び、強いアジャストは通常致しません。

背骨が動かせなくて、ツラいのに？

『ディッシュ』は背中が原因ではなく、骨盤や首肩などから発生した
歪みの代償で起こります。
背中がツラいとしても、原因は別な場所にあり、歪みを補正しようとした
結果、背骨が動けない状態になっているのです。
また、特に原因部分にツラさがなくても『ディッシュ』は発生します。

背中は本来、S字カーブをしていて、
屈伸・回旋・側屈・捻りなど
多様な動きが出来るようになっています。
その為、他の首や骨盤の歪みがあると、
バランスを補うために、背骨の柔軟性が利用されます。

『ディッシュ」からくるツラさは、背骨からのサインです。
「もう、かばいきれない」と体からのSOSです。

良くなるの？

はい。期間はある程度かかりますが、徐々に改善します。
背中に関しては、猫背のツラさも同じで
他にある「根本原因」も同時に改善していく必要があります。

例えば、ストレートネック状態が長いと、
やがて肩も前方に引っ張られ、巻き肩となり、
腕と肩甲骨を後ろに引けなくなり、猫背になります。

猫背の期間が長いと、胸の筋膜がこわばって、
肩甲骨や肩の後ろへの可動域が悪くなってきます。
根本である首を整え、胸郭を広げ、
肩甲骨の動きや肩の可動域も同時に良くしないと
猫背は改善できません。

背骨が平らな『ディッシュ」も同様です。

背中のツラさでお悩みの方
一度、どの様な状態か詳しく調べてみませんか？