牛乳について：2021年12月15日｜セレンディップ(Seren Dip)のブログ

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投稿日：2021-12-15 15:32:45.0

牛乳について: こんにちは！
今朝のニュースで北海道の牛乳がコロナ禍の影響で沢山余っていてこのままだと破棄しなければいけないと聞きました。

酪農家の方達が一生懸命お世話した牛達が頑張って出してお乳が捨てられるなんて、なんとも切ない話しですね。

なので今回はアーユルヴェーダ的の牛乳の活用法についてです。

アーユルヴェーダでは牛乳はオージャスを作る食品とされています。
オージャスとはアーユルヴェーダではとても重要なものです。
生命力、身体の強さ、熱意、生きる喜びをもたらすものです。
免疫力、生殖能力、寿命、強さ、耐性を左右します。

このオージャスは生まれながら持ってるものと、食べ物から得られるものがあります。
アーユルヴェーダの食事は最終的にオージャスを作る事を目的としています。

なのでこのオージャスを作る牛乳はアーユルヴェーダ的にはオススメの食品になるのです。
牛乳は全てのダハトゥ(体組織)を滋養するので健康な身体作りには欠かせないものになります。

ただ！カパドーシャの方は注意が必要です。
牛乳は冷性、粘性がありますのでカパドーシャを増やします。
特に粘膜系に異常のある方(アレルギー、鼻炎等)は量に注意が必要です。

ヴァータ、ピッタの方は問題ありませんが、牛乳は基本的に冷やして飲むのはNGです。
必ず温めて、しかもおやつとして単品で飲むことです。
果物、魚系と一緒にとってはいけません。

カパの方はこの牛乳にスパイスを入れるとスパイスの温性が牛乳の冷性を打ち消してくれるので、シナモンやジンジャー、ブラックペッパーなど入れると良いですよ♪
そこに非加熱の蜂蜜を入れるのも良いです。
蜂蜜はアーユルヴェーダでは渋みになるのでカパを減らす食品だからです。

ちなみに当店のオリジナル商品のオーガニックティーマサラを温めた牛乳に入れるのもオススメです！
手軽にチャイができて美味しくてドーシャのバランスもとるので一石二鳥です！

あとは温めた牛乳にギーと蜂蜜とシナモンを入れたものを夜飲むと寝付きが良くなるのでオススメです。

牛乳はアーユルヴェーダからみてもオージャスを作るとても優秀な食品です。
ドーシャによっては飲み方や量に注意が必要ですが、それも他の物との組み合わせで解消できます。
北海道の酪農家さん達を助けるためにも、もちろん体の為にも牛乳を飲みましょう！