消化力、代謝が低下する夏こそアーユルヴェーダケアを：2023年6月23日｜セレンディップ(Seren Dip)のブログ

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ビューティー

投稿日：2023-06-23 12:19:03.0

消化力、代謝が低下する夏こそアーユルヴェーダケアを: すっかりと暑くなってきましたね。
今年の夏は猛暑の予感がします。

夏は太陽のエネルギーが降り注ぎ、ワクワクしたり行動的になったりして一見不調と無関係のように感じます。
しかし、夏はアーユルヴェーダ的には要注意の季節なのです。

季節の変化によって一緒に体内のドーシャバランスも変化します。
春から夏にかけて気温が上がると共に、春のに増えたカパが減っていきます。
気温が上がると大地が乾燥し、人間の水分も奪います。
ここで乾燥性のヴァータが増えます。

体の水分とは血液や体液、消化液の事。
これらが減ることで筋肉や内臓に充分な酸素や栄養が運ばれなくなり、細胞の修復が遅れ夏バテなど疲労感が強くなります。

そして暑さにより冷たい水などを飲み過ぎると、消化液が薄まり消化力が下ります。
結果胃腸が弱り更に夏バテの症状が悪化し、代謝していきます。

同時に夏の暑さで体内に熱が生まれ熱性、激性のピッタも増えます。
ピッタが増えると体が火照ったり、イライラ、気分のムラ、不眠などの症状が出ます。

このことから、ドーシャのバランスが体にいかに影響を及ぼしているかが分かると思います。

なので乱れたドーシャバランスを戻すのが、夏の不調を改善する鍵です。
ちなみに夏に乱れたドーシャが一番体に悪影響を及ぼすのは、実は秋です。

秋にアレルギーや風邪のような症状、発熱、疲労感、不眠など出やすい方は夏の過ごし方の見直しが必要です。

乱れたドーシャを改善するのに最適なトリートメントは、アビヤンガです。
夏に増えたヴァータは乾燥性、冷性、軽性があるのでたっぷりのハーブオイルを体にすり込むことによって落ち着かせることができます。

熱性のピッタにはココナツオイルベースのハーブオイルを使用してのシロダーラがお勧め。
熱は上に溜まっていく性質があるので、頭が火照りやすくなります。
そうなると思考も回らずイライラ、攻撃的になりがち。
ココナツオイルは冷性なので、クールダウンしてくれます。

アーユルヴェーダのサロンケアで夏の対策をとると、夏だけでなく秋も快適に過ごせますよ。

食べ物でもドーシャはバランスできます。
そのお話はまたの機会に♪
　　
読んでくださりありがとうございました！