脂肪細胞減少手術に失敗したスーパーモデル：2022年7月22日｜ソレースのブログ

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投稿日：2022-07-22 17:42:09.0

脂肪細胞減少手術に失敗したスーパーモデル: スケルトン(骨格)エステティックアドバイザー
阿那光世です。

今日のニュースでふと目に留まった記事。
ひと昔前にスーパーモデルとして活躍していた
リンダ・エヴァンジェリスタという女性が
【脂肪細胞減少手術】に失敗したという話題。
（以下記事を抜粋）

部分的に皮下脂肪を冷却して減少させる
クールスカルプティング法「冷却脂肪減少治療」を、
2015年に受けたというリンダ。
これはFDA（アメリカ食品医薬品局）でも認可されている、人気の施術。
ところがリンダの場合には副作用が出てしまい、
その後遺症で身体的にも精神的にも悩まされ続けているんだそう。

リンダは脂肪冷却を受けた3カ月後に、
施術箇所である、あご、太もも、胸部に
効果が見られないばかりか、肥大化していることに気づいたそう。
自力でどうにかしようと思ったリンダは、
ダイエットに励み、何も食べないところまで自らを追い込むことに…。
ところがその後、その膨らみは硬くなり麻痺も感じるように。

症状に不安を覚えたリンダは、
2016年6月に医療機関を受診。
そこで、「奇異性脂肪過形成（PAH）」だと診断されたといいます。

奇異性脂肪過形成とは、冷却脂肪減少治療の副作用で、
脂肪細胞が縮小するのではなく増大し、
脂肪の塊ができてしまう症状。
起こる確率は、患者全体の1パーセント以下だというものの、
一度症状が出てしまうと元に戻すのは難しい場合もあるとのこと。

リンダは2回の矯正手術を受けたりしたものの、治ることはなかったそう。
また、腕の下にある脂肪の塊の影響で姿勢にも変化が。
このことから5年近く引きこもり生活を送っていたことを
昨年Instagramで告白したそうです。

リンダは、「施術前にそのリスクを知らされていなかった」として
5,000万ドル（約57億円）の損害賠償を求め提訴しているとか。

「PAHは私の生活の糧を壊しただけではなく、
深い憂鬱と大きな悲しみ、そして計り知れない
自己嫌悪のサイクルに陥らせました」と嘆いているリンダ。
【手術】という選択が、
スーパーモデルの身体を「永久に変形」させてしまったという。

この記事を読んで、
最近日本でも「脂肪細胞の数を減らす」という
美容整形が出始めたことが頭に浮かびました。

「脂肪細胞」は幼少期に数が決まってしまうため
一度増えると厄介なもの。
続きは明日。