プロテインの摂り過ぎは腎臓病のリスクを高める？：2024年6月18日｜プライム板橋(PRIME)のブログ

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投稿日：2024-06-18 12:31:26.0

プロテインの摂り過ぎは腎臓病のリスクを高める？: こんにちは、プライム板橋です！

プロテイン摂取してますか？

近年、健康志向の高まりとともに、
プロテイン（タンパク質）を積極的に摂取する人が増えています。
筋力アップやダイエット効果が期待できるプロテインですが、
摂り過ぎには注意が必要です。

1. 腎臓への負担：エビデンスから紐解く

私たちの体内で摂取したタンパク質は、
消化・吸収を経てアミノ酸となり、
筋肉や臓器の構成要素として利用されます。

しかし、余剰となったアミノ酸は、
尿として排泄される必要があります。

腎臓は、血液中の老廃物や余分な水分をろ過して
尿を作る役割を担っています。
プロテインを過剰摂取すると、腎臓に余分な負担がかかります。

このメカニズムを裏付けるエビデンスとして、
以下の研究結果があります。

- メリーランド大学腎臓病センターの研究では、
慢性腎臓病患者さんにおいて、
1日あたりのタンパク質摂取量が多いほど、
腎機能の悪化リスクが高いことが示されました。

- オハイオ州立大学の研究では、
動物実験において、
高タンパク質食を与えられたラットは、
低タンパク質食を与えられたラットよりも
腎機能が低下することが示されました。

これらの研究結果から、
プロテインの過剰摂取が慢性腎臓病の
リスクを高める可能性があることが示唆されています。

2. 慢性腎臓病のリスク

慢性腎臓病とは、腎臓の機能が徐々に低下していく病気です。
進行すると、最終的には透析や移植が必要になることもあります。

近年、研究によってプロテインの過剰摂取と
慢性腎臓病のリスク上昇との関連性が示唆されています。

特に、動物性タンパク質の過剰摂取は、
腎臓への負担が大きいため、リスクが高いと考えられています。

- ハーバード大学公衆衛生大学院の研究では、
動物性タンパク質の摂取量が多い人ほど、
慢性腎臓病の発症リスクが高いことが示されました。

- ブリガム・ヤング大学の研究では、
慢性腎臓病患者さんにおいて、
動物性タンパク質の摂取量を制限すると、
腎機能の悪化を抑制できることが示されました。

これらの研究結果から、動物性タンパク質の過剰摂取が
慢性腎臓病のリスクを高める可能性があることが示唆されています。

では、どのくらいの量を摂取すればいいのでしょうか？
（つづく）