どうしてお腹が鳴るのかな：2024年3月19日｜ロミアオ(Lomi-AO)のブログ

鍼灸マッサージサロン Lomi-AO

シンキュウマッサージサロン　ロミアオ

即時予約OK

ポイント加盟店

リラク
あん摩・指圧
鍼灸

愛知県名古屋市南区芝町２２０－１
地下鉄鶴里駅徒歩15分　野並駅徒歩20分　名鉄本笠寺駅徒歩20分　市バス弥生町徒歩5分

ロミアオ(Lomi-AO)のブログ

おすすめメニュー

投稿日：2024-03-19 13:30:47.0

どうしてお腹が鳴るのかな: ロミロミマッサージや鍼灸の施術をしているとお客様のお腹が

『グ～』
『ゴロゴロ～』
『キュルキュル～』

と鳴りだします。

これは自律神経の働きによるものです。

わたしたちの身体は心身が緊張状態にあると、自律神経のうちの「交感神経」が活発に働きます。

交感神経は、例えば目の前にお腹のすいたライオンがいたとします。

「戦うか逃げるか」、心と身体を興奮状態にさせて身体を活発に働かせるために筋肉にどんどん血流を送り込み、心拍数を上げていきます。

一方で、その代わりに内臓の働きを止めて、その分のエネルギーと血流を他に回しています。

そのため、緊張状態が続くと、内臓の働きは止まってしまいます。

もし、交感神経が何時間、何日も働き続けたら心身は疲れ果ててしまいます。

いくら筋肉に血液を送りつづけたとしても、筋肉も長時間緊張して力が入ったままになっているため、そのうちカチコチに固まり、ガチガチの肩こり、首コリの完成(泣)

長い緊張状態を経てヘトヘトに疲れた身体は、内臓の動きもすっかり止まってしまっている状態です。

この状態の場合、交感神経が緊張しすぎで自分の力で戻すのはなかなか難しいです。

そこで身体の疲れている部分や痛み、辛さの出ている箇所、循環が悪くなっている身体全体に心地よい刺激を与えてほぐすのがマッサージや鍼灸の役割です。

かたまった筋肉や頭などが緩み『気持ちいい～』、と感じることで身体がリラックスする力が大きく働きます。

すると「副交感神経」が活発になり血流が内臓に送られ、働きが活発になります。

すると、食欲が湧いたり眠くなったりして、お腹も「グルグル」と鳴り出します。

ライオンから解放され、餌を食べたり消化吸収したり、排泄したり、眠ったり、身体を休め養うのですね。

つまり、お腹が鳴ってしまうのは身体が喜んでいる状態、至福のリラックスサインなのです。

施術中にお腹が鳴って恥ずかしそうにされる方もいらっしゃいますが、施術者としては交感神経から副交感神経へ、

緊張からリラックスに変わったサインとして最高に嬉しい音なのです！