「はい腰回して～はNG！腰椎は5°しか捻れない」：2024年2月19日｜カラダケア整体院のブログ

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投稿日：2024-02-19 13:20:06.0

「はい腰回して～はNG！腰椎は5°しか捻れない」: 私たちの身体は驚くほど精巧にできており、日常生活の動作一つをとっても、その裏には深い科学的根拠が存在します。特に、現代人が抱えがちな腰痛の問題は、日常の動作と直結しています。その中でも、腰を捻る動作は注意が必要で、実は腰椎の構造上、回旋（捻る）動作の自然な限界は約5度しかありません。この事実を踏まえると、腰痛を避け、より健康な身体を維持するためには、股関節と胸椎をうまく使うことが鍵となります。

腰回旋の限界とその理由
腰椎は身体の中心部に位置し、上半身と下半身を繋ぐ重要な役割を担っています。しかし、その構造上、腰椎は前後の動きには適していますが、回旋（捻る）動作にはそれほど対応していません。腰椎の回旋角度が5度と限られているのは、その安定性を保つためです。無理な捻りは、腰椎やその周囲の筋肉、靭帯に過度な負荷をかけ、腰痛の原因となり得ます。

股関節と胸椎の役割
腰を守りながら身体の柔軟性を高めるには、股関節と胸椎の動きをうまく活用することが重要です。股関節は広範囲の動きが可能であり、特に回旋動作においては腰椎よりも大きく動かすことができます。また、胸椎は腰椎と比較して回旋の可動域が広く、身体を捻る動作において中心的な役割を果たします。

腰を守る正しい捻り方
以下のポイントに注意して日常の動作を行うことが大切です。

1. 股関節の活用: 立っている時や歩いている時に、腰を固定して股関節から動かすよう意識しましょう。例えば、物を拾う動作をする際には、股関節を使い、腰に負担をかけないようにします。

2. 胸椎の可動性を高める: 胸椎の回旋運動を含むストレッチやエクササイズを取り入れ、胸椎の柔軟性を高めましょう。これには、アームを広げての捻りストレッチが有効です。

3. 正しい姿勢の維持: 日常生活での姿勢にも注意が必要です。長時間同じ姿勢でいることは避け、定期的にストレッチや軽い運動を行いましょう。特に、デスクワークをする人は背筋を伸ばし、適切な椅子を選ぶことが重要です。

まとめ
腰痛予防と身体の柔軟性向上には、腰を無理に捻るのではなく、股関節と胸椎をうまく活用することが鍵です。日常生活の中でこれらのポイントを意識することで、腰痛を遠ざけ、より健康的な身体を維持することができます。腰椎の回旋角度5度の限界を理解し、身体を賢く動かしましょう。

#武蔵小金井整体#自律神経