グッバイ！メンタル論。：2022年7月23日｜もみ亭幟町店のブログ

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投稿日：2022-07-23 16:28:01.0

グッバイ！メンタル論。: エンジェルス1－8ブレーブス（22日、アトランタ）

オールスターゲームも終了して、後半戦に入ったMLB。

エンジェルスのチーム状態は良くありません。

投手陣は先発、リリーフ共に不安定。打撃陣はトラウトの離脱もあり守備力不足のアデルをスタメンにせざるを得ない状況です。

ウォードやウォルシュの調子も上がらず決定力に欠ける打線。

期待のマーシュもファストボールへの対応が出来ず、中途半端な打撃を繰り返しています。

守備力不足のアデル、パワー不足のレンヒーフォが頼りです。

後半戦の初戦に投球練習を合わせてきた大谷くん。

そのためにオールスターでの二刀流出場も封印しました。

この試合では11の三振を奪う快投を魅せました。

ですが打撃陣の援護が全くなかった中で、7回に6失点し敗戦投手になりました。

この要因は何か？野球だけではありませんが、スポーツ界では常にメンタル論が幅をきかせています。

打線の援護がなかった事で大谷くんの気持ちが切れて、フォアボールを与えてしまい、ホームランを打たれたと考える解説者やファンがいるとすれば今すぐ大谷くんに謝罪をすべきです。

彼がそんなに弱いと思いますか？

弱いのはメンタル論に走るファンです。マスコミの言う勝手なストーリーに踊らされるのはもう止めましょう。

大谷くんの投球が乱れたのは5回に受けた足への死球を要因としたフィジカルの問題です。

死球そのものは投球に直接大きなダメージを与えなかったと思いますが、確実に投球フォームに微妙な変化を与えました。

死球を受けた左足は投球時に前足となります。

痛みが残っていた左足を庇う投球は微妙にクロスステップになっていきました。

プレートを踏む位置も真ん中から少し一塁側にズレ始め、ボールが抜ける要因の一つになった。

最後に打たれたスリーランホームラン時の投球は身体を回転させる事も出来ておらず、ボールを置きにいっていました。

打たれたのはフィジカルの問題です。

大谷くんも単純に疲れたとコメントしています。

疲れが出たのは足への死球が大きな要因の一つです。

100マイルを超えるフォーシームやキレのある変化球をストライクゾーンに投球し100球近くも投げる大谷くん。

フィジカルだけではなくメンタルも最強です。

大谷くんは常に私のメンタルを強くしてくれます！

それではまた！