東洋医学『陰陽五行論～陰陽論とは～』：2022年4月8日｜クオーレ(Cuore)のブログ

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投稿日：2022-04-08 11:56:36.0

東洋医学『陰陽五行論～陰陽論とは～』: 東洋医学の陰陽五行論は、陰陽論と五行説に分けることが出来ます。

陰陽論とは、自然界のもの、世の中の様々な現象は全て『陰』と『陽』という相反する性質のものに分けられるという考え方です。

図のように、女性と男性、月と太陽、地と天というように正反対の性質のものが対となり存在しています。
陰の性質：暗い、重い、冷たい、下がる、内向きなど
陽の性質：明るい、軽い、温かい、上がる、外向きなど

陰陽の性質や分け方は、絶対的なものではなく相対的なものです。また異なる性質を持ちながらも互いにバランスを取り合う存在です。それぞれの独自性を表し、同時に存在を際立たせながら、お互いを補い合う関係です。

この図形は陰陽太極図と呼ばれます。陰陽の持つ4つ性質を表していると言われています。

１）陰陽対立
全てに2つの側面があり、自然界のすべてのものは、陰陽に分けられながらも統一され、常に変動しながらバランスを保っています。
（バランスを保つことを陰陽制約ともいう）
陰と陽のバランスが取れた状態が一番良いとされています。

２）陰陽依存
陰と陽はお互いに依存し助け合っています。どちらか一つでは存在できません。
（陰の中に陽あり、陽の中に陰あり：陰陽互根）

３）陰陽消長
陰と陽は強くなったり、弱くなったりしています。
季節では陰が一番強くなる時期を冬至。冬至をすぎると陰が弱まり陽が徐々に強くなり、夏至には陽が一番強くなります。

４）陰陽転化
陰が極まれば陽となり、陽が極まれば陰となる。同じ状態がずっとずっと続くことはないということを表しています。

春の季節の性質として、春分を境に陽が強くなります。陽には明るい、外に向く性質があるので新しいことへチャレンジをする時期にぴったりとなっています。

※春分は陰と陽のバランスが一番良い日とされています。

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