【花粉症のメカニズムについて】東洋医学的な考え方：2022年4月1日｜からだケア鍼灸整骨院のブログ

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投稿日：2022-04-01 09:58:53.0

【花粉症のメカニズムについて】東洋医学的な考え方: こんにちは！

今回は、花粉症について体で起きているメカニズムや東洋医学的な考えを紹介します。

花粉という異物が侵入するとまずそれを受け入れるかどうかを考えます。

排除すると判断した場合、体はこれと反応する物質をつくる仕組みをもっています。

その結果、花粉を体外に放り出そうとします。

そのため『くしゃみで吹き飛ばす、鼻水・涙で洗い流す、鼻づまりで中に入れないよう防御する』

などの症状がでてくるのです。

「ん？？」

ここまで文章を読んでくださった方はこう思ったはずです。

「これって、からだにとって正常な反応では？」って

そうなんです。この体の機能は、外敵から守る重要な機能なんです。

これ自己免疫の一つですよね。

ただそこは程度に問題。

何事も行きすぎるとダメな結果を招きますよね。
食べ過ぎ、飲み過ぎ、はたまた心配しすぎ…

東洋医学では、この異物が体にあたえる影響を衛気、営気という言葉で説明されています。

では衛気、営気とはどんなものでしょうか？

《衛気とは》

皮膚や鼻・気管支などの粘膜細胞を強化し免疫力を整え、

外的刺激から体を守ることです。

体表に目に見えないバリアを張り巡らせて、邪気の侵入を阻止

病気になる前に防ぐ働きがあります。

《営気とは》

血とともに脈中を流れ、人体を巡って臓腑や手足などの内外諸器官に栄養をもたらし

それらの活動を支えるものです。

この二つの気、実は拮抗していて、衛気が活発な時、営気の働きが鈍くなり、

営気が活発な時は衛気が鈍くなります。

以上のことから、花粉に激しく反応している状態は衛気が活発に働き過ぎて

逆に営気の機能が落ちこんで、内臓の働きがあまりうまくいっていないことになります。

次回、衛気と営気のバランスを整えるために当院でできるメニューをご紹介します。

ぜひチェックしてみてください♪

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