パーキンソン病に対する鍼灸治療：2025年4月14日｜なかむら鍼灸整骨院のブログ

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投稿日：2025-04-14 09:13:03.0

パーキンソン病に対する鍼灸治療: パーキンソン病は、中脳の神経細胞が減少し、ドーパミンという神経伝達物質が不足することで発症する進行性の神経変性疾患です。

主に中高年の方に発症し、時間とともに症状が進行するため、早期の診断と治療が重要です。

遺伝的要因や環境要因、加齢の関与がしていることが大きいです。

ドーパミンの供給を補う薬物療法が一般的ですが、病気の進行を遅らせるためには、日常生活の中での適切な運動やリハビリテーション、治療が必要になっていきます。

パーキンソン病の特徴的な症状

小刻み歩行: 歩幅が狭く、足を引きずるような歩き方になる
不随意運動: 本人の意思とは関係なく、体が震えたり、むだに動いてしまう
構音障害: 口がうまく動かなくなり、言葉が聞き取りにくく何度も聞いてしまう
動作緩慢: 動き出すのが遅くなったり、体が思うように動かなくなる
体幹の傾き: 猫背気味になり、首が前に倒れやすい

表情の変化:表情が乏しくなり、感情が伝わりにくい
これらの症状は、患者さんによって現れ方が異なります。また、薬の副作用として幻覚が見えたり、便秘になったりする方もいらっしゃいます

当院のパーキンソン病に対する治療方法はどのような事をするのか？

筋と神経にアプローチ
筋や神経系を促通させるための治療を行っております。パーキンソン病の代表的な症状は運動機能の問題では、これらは筋と神経の命令伝達がうまく行われないことによって起こります。
パーキンソン症状の進行を抑えるには、運動療法が不可欠でありますが、筋と神経系の命令伝達系の働きが低下している状態では運動する意欲も低下します。
当院ではご自宅でできる予防効果の高いリバビリ等の指導も行います。
自律神経系の調整
パーキンソン病では交感神経系が優位に作動していることから、筋肉に関する問題以外にもお薬で便秘や不眠など様々な症状を呈しますが、鍼灸ではこれらの神経系に作用させることで症状の緩和をはかります。頭皮鍼を併用することによって効果を上げています。
服用薬の副作用改善
鍼灸は、投薬治療を併用しても相反する副作用等の心配はないため、安心して受けることが可能です。治療薬の副作用として便秘がありますが、鍼灸で緩和させることも可能ですので是非ご相談下さい。