【春の養生】～食事編～《青色》の食材をチョイス☆：2024年3月5日｜立川レディース鍼灸マッサージはるはるのブログ

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投稿日：2024-03-05 10:35:30.0

【春の養生】～食事編～《青色》の食材をチョイス☆: こんにちは♪
立川レディース鍼灸マッサージはるはるの高山です^^

薬膳を考えるとき
ヒントとなるのが「五行学説」です。

◆ 五行学説とは？
自然界に存在するすべてのものを、《木・火・土・金・水》の5つの成分に分類したもので、東洋医学の元になる考え方です。

同じ行に属しているものは、互いに影響を受けやすくなります。

季節の薬膳では
「五季」「五臓」「五色」「五味」のバランスを考慮して、献立を組み立てます^^

木ー春ー肝ー青ー酸

火ー夏ー心ー赤ー苦

土ー梅雨ー脾ー黄ー甘

金ー秋ー肺ー白ー辛

水ー冬ー腎ー黒ー鹹
では、「春」を詳しく見ていきましょう♪

木ー春ー肝ー青ー酸

・春は「肝」に影響が起こりやすい
・肝は「青い食材」を好む
・「酸味」は肝の働きを促す

このような関係があります♪

春に影響を受けやすい「肝」が好む食材の色が、青色。

青い食材は何かというと、緑の濃い葉野菜や、山菜、青背の魚などが当てはまります。

青色（緑色）の食材は、解毒作用を促したり、
余分な熱（炎症）をとったりと、春に起こりやすい体の不調を予防するのに効果があります。

・菜の花
・春菊
・小松菜
・ほうれん草
・キャベツ
・アスパラガス
・タラの芽
・ふきのとう
・セリ
・シソ
・アジ
・サバ
・イワシなど
「春」の五味は「酸」でした。

これは、肝は酸味を好むということです。

そのため、春の薬膳の調理法は、酸味が効いたものがおすすめです☆

・酢の物
・マリネ
・酸味の効いたスープなど

その他、焼き魚にレモンをしぼったり、梅干しで和えたりと、バリエーションは沢山ありますね♪
その他、「酸味」に加えて
春の養生では、ほどよく苦味を取り入れることが良いとされています。

自然界の春は、草木がどんどん上へ上へと芽吹く季節ですが、実は体の中でも同じようなことが起こります。

活動的になると同時に、冬の間にたまっていた不要なものたちも活動を始めるのです。

苦味には、体内の不要物を外に出す働きがありますから、上手に取り入れて排出していきたいですね♪

☆春の薬膳☆
好みに合わせて、ぜひご活用ください^^