外側上顆炎について part2：2025年3月5日｜篠崎北口はりきゅう整骨院のブログ

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投稿日：2025-03-05 09:38:34.0

外側上顆炎について part2: 江戸川区・篠崎にお住まいのみなさまこんにちは！篠崎北口はりきゅう整骨院です！

今回は前回の外側上顆炎の続きからお話させていただきますね。

外側上顆炎に関わる筋肉は、主に手首や指を伸ばす（背屈する）働きを持つ筋肉です。代表的なものを紹介します。

・短橈側手根伸筋（たんとうそくしゅこんしんきん）
手首を伸ばす働きをする筋肉
テニスのバックハンドやマウス操作で酷使される
外側上顆炎の最も大きな原因となる筋肉

・総指伸筋（そうししんきん）
指を伸ばす筋肉
キーボード操作やピアノ演奏で負担がかかる

・長橈側手根伸筋（ちょうとうそくしゅこんしんきん）
短橈側手根伸筋と同様に手首を伸ばす
荷物を持ち上げる動作や、工具を握る動作で疲労しやすい

・回外筋（かいがいきん）
前腕を回す（ドアノブを回すような動き）に関与
雑巾を絞る、スクリュードライバーを使う動作で負担がかかる

これらの筋肉はすべて肘の外側（上腕骨外側上顆）から始まるため、過度な使用によって腱が炎症を起こし、痛みが発生します。

予防と対策
・作業姿勢の見直し
パソコン作業では、手首を浮かせずにリストレストを使う
荷物を持つときは、肘を曲げて前腕全体で支える

・適度なストレッチとマッサージ
手首のストレッチ（手のひらを下に向け、もう片方の手で指を軽く引く）
前腕のマッサージ（指や手の甲ではなく、肘に近い部分をほぐす）

・筋力トレーニング
軽いダンベルやゴムバンドを使った前腕トレーニング
過度に負担をかけない範囲で、手首や指の筋肉を強化

外側上顆炎は、「テニス肘」と呼ばれるものの、スポーツをしていない人にもよく見られる疾患です。
関連する筋肉（短橈側手根伸筋・総指伸筋など）を意識し、ストレッチや姿勢の工夫をすることで予防・改善が可能です。日々の生活の中で少しずつ負担を減らし、健康な腕を維持していきましょう！

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