花粉症対策：衛気を養いましょう：2024年2月5日｜谷町はら鍼灸整骨院のブログ

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投稿日：2024-02-05 10:18:45.0

花粉症対策：衛気を養いましょう: ※花粉症対策：衛気を養いましょう(びっくり)
もうすぐ花粉の季節がやってきます。体力、気力を消耗するつらい症状には中国の伝統医学系・中国医学（漢方）のケアを試してみてはいかがでしょう。
花粉症持ちの方は、これからくしゃみ鼻水、目のかゆみ、集中力低下、肌荒れ、頭痛などの症状に毎年たいへんになると思います。
東洋医学では、それを衛気の不足と考えます。「衛気」の「衛」は防衛の衛。皮膚や鼻や口の粘膜で、バリアを張って身体を調整し、花粉やほこり、ウイルスから身体を守る力が衛気です。日ごろから衛気を強くしておくと、花粉症の予防や、症状を軽減することができます。
衛気は肺と脾（胃腸）の臓で作られるので、この２つが弱ると衛気は不足していき、養うと衛気は充ちます。衛気が減る原因である「肺気虚」と「脾気虚」のそれぞれの具体的な対策を紹介します。

〈肺気虚による衛気不足〉
症状：くしゃみ、セキ、鼻がむずむずする、目のかゆみ、息苦しさ。
◯肺は良い空気を身体中に取り込み、最初のバリアとして身体を守ります。衛気は肺で生まれるので、普段から深く呼吸することを心がけ、肺を潤す食事を摂りましょう。
対策：深呼吸、肺を潤す食材（白菜、ゆりね、うずらの卵、白きくらげ、ねぎなど→八宝菜がオススメ）、あとは、バナナ、はちみつ、ヨーグルトなど。

〈脾気虚による衛気不足〉
症状例：鼻水、鼻詰まり、疲れやすい、やる気が出ない、下痢気味、便が柔らかい、食欲がない。
◯脾とは胃腸のこと。消化吸収の力が弱まると身体の回復力が衰え、水分代謝も滞りがちになります。食事量を「腹八分目以下」に抑え、激辛食品や甘いものを控えましょう。
対策：胃腸をいたわる食材（じゃがいも、さつまいも、山いも、かぼちゃにんじんなど、これらの食材を使った豆乳スープ。また、みそ汁に山いもをすりおろしても◎、いちごも抗酸化作用があるので◎）
または、食後に軽く運動する。食後は血液が腹部に集中し、うっ血状態になりがち。軽く身体を動かして身体の血流を良くしましょう。
これからの季節に備えて、花粉症、風邪や寒暖差にも強くなる「衛気」を増やしていきましょう
何かあれば、お気軽にお聞き下さい。お待ちしてます

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