【手の小指側のしびれ・痛み】原因と当院の施術方法：2022年11月6日｜アライメントケアセンターのブログ

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投稿日：2022-11-06 16:22:04.0

【手の小指側のしびれ・痛み】原因と当院の施術方法: 母親から質問を受けました。
「手首から指先（小指側）がジーンとしびれる。なんで？」
以前にも
「デスクワークをしていると肘の内側が痛いけどなんで？」
と質問を受けました。
この二つは原因に共通点があります。

【症状】
しびれる場所：小指側の手首～指先（画像の紫色部分）
痛い場面：デスクワーク時（ずっと肘をまげていると）
痛み方：じーんとしびれる感じ

【原因】
痛み・しびれの原因は
「尺骨神経（しゃっこつしんけい）」
という神経の可能性が高いです。
（画像の黄色線）

尺骨神経は小指と薬指の感覚に関係しています（画像紫色部分）
下の画像のように、二の腕の内側から肘のくぼみ部分、前腕の小指側を通って薬指・小指までつながっています。
この尺骨神経が筋肉など癒着したり圧迫されることで痺れ・痛みが出ます。
（癒着：くっついて悪さをすること）

尺骨神経の症状が出る原因は次のようなパターンに分かれています。
・画像の水色○部分で筋肉と癒着している
・画像の水色○部分で癒着した筋肉どうしに圧迫されている
・画像の赤色○部分で骨や靭帯と癒着している
・画像の赤色○部分で骨と靭帯のトンネルに圧迫されている
肘で圧迫されていることを「肘部管症候群」
手首で圧迫されていることを「ギヨン管症候群」
と呼ばれています。

【改善方法】
当院では検査をして原因の部位を特定してから、
上の画像○部分ので尺骨神経周囲の癒着をリリースします。
癒着や圧迫で神経にかかっているストレスが無くなって症状が軽減します。

【注意点】
癒着した部分を安全で正確にリリースするのは専門職でも非常に難しく、ご自身で改善させるのは困難です。
グリグリとほぐさないように注意してください。
神経は硬くてコリコリしているため、凝りと勘違いされやすいため、特に注意をしてください。

【おわりに】
「小指側のしびれや痛み」
いろんなことを試しても改善せずにお悩みのようでしたら、当院の「組織間リリース」をお試しください。
症状が軽度であれば1回で改善が見込めます。
経過が長くて神経自体にダメージがある方は症状の改善に時間がかかることがあります。
その際は施術時にご説明いたします。

症状のご相談やご質問などがございましたら気軽にご相談ください。

アライメントケアセンター代表　尾澤翔太