左の腰を施術していると右のすねがしびれる：2022年11月30日｜アライメントケアセンターのブログ

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投稿日：2022-11-30 00:09:08.0

左の腰を施術していると右のすねがしびれる: 昨日、回数券をご購入して定期的に通ってくださっている方の3回目の施術をしました。
主な症状は「右臀部の痛み・右のすねの痺れ」

6月から今まで5ヶ月間、何をやってもよくならず、どんどん悪化して苦しんでいた方ですが、3回の施術で痺れが半減して「治る兆しが感じられて楽しい」とおっしゃっていただけ嬉しい限りです。

症状が出るのは右の臀部痛・すねのしびれなのですが、数年前に左腰のヘルニアをやって、その後も定期的に左の腰を痛めていたようでした。
両方とも腰の筋肉の癒着がひどく、鉄板のような腰の状態でした。
特に左は癒着が顕著で、リリースするのに一苦労でした。

昨日は
「左の腰を施術していると右のすねが痺れます」
と言われました。
あまり多くはないですが、こう言った症状が出る方もいます。
原因はおそらく
「筋膜のつながりによるもの」
であると考えられます。

体の中にある筋肉や靭帯は筋膜によってつながっていて、そのつながりも様々な種類があると言われています。
今回施術した方の「左の腰を押すと右のすねがしびれる」のは、筋膜のつながりのひとつである
【スパイラルライン（下の画像参照）】
が影響している可能性が高いです。
これは人の体を後ろから見た画像です。
左の腰の筋肉が骨盤部分で反対側につながり、太ももの外側　→　すねへとつながっていきます。
昔ヘルニアの影響で痛めた左腰の筋肉の緊張が右のすねまで伝わったのではないかと考えます。

今回は腰の筋肉のリリースをして、臀部痛が軽減して、腰を反ったり足を後ろに伸ばす可動域が劇的に上がりました。

このように、症状が出ている場所から離れているところが原因になっている可能性まで考えないと症状が改善しないことも多く、局所を見ては全身を見ることが非常に重要です。
日々勉強を続けていくと考え方が増え、どこへ行っても良くならなかったとお悩みの方の原因探しが簡単にできるようになるので、勉強するのが学生時代の数倍楽しいです^^

もし、どこへいっても良くならなかったとお悩みの方がいらっしゃいましたら、症状の原因探しのお手伝いをします。
気軽にご相談ください^^

アライメントケアセンター代表
理学療法士　尾澤翔太