文系と理系、どっちが大事なの？：2024年4月13日｜アライメントケアセンターのブログ

アライメントケアセンター

即時予約OK

ポイント加盟店

メンズにもオススメ

整体・カイロ
リラク
ネイル

東京都港区麻布台３丁目４－１０麻布誠工社ビルＢ１Ｆマヌキアン内
六本木一丁目駅徒歩6分／神谷町駅徒歩9分／六本木駅徒歩9分

アライメントケアセンターのブログ

プライベート

投稿日：2024-04-13 00:54:53.0

文系と理系、どっちが大事なの？: 昨日、常連の税理士のお客様とこの話題になりました。
学生のお客様とも、よくこの話題が出ることが多いです。

世の中では
「理系は物事の真理を探究する学問だから必要だ。文系は答えの出ないような分野だから、わざわざ大学などで学問として扱う必要はない。文系は不要だ。文系は遊んでばっかりでダメだ！」
と言われているのを耳にします。

私はゴリゴリの理系で、昔から文系科目がとにかく苦手でしたが、文系の学問は絶対に必要だと思います。
それに、文系の専門家のことを心から尊敬しています。

というのも、文系は「目的」の学問だと思うからです。
理系分野は「真理」や「原理」を追求するのでとても重要な分野ですが、それらのより良い使い方や活かし方を探すのが文系分野だと考えます。
そのために歴史や哲学、宗教、文化などから絶対に正解というものがない中から最適を見つけていかなければならないため、かなり難しい分野だと思います。
要するに、理系が見つけた「便利そうな道具」の「一番便利に使える方法」を導くのが文系なんだろうなって考えています。
どんなに天才的な物理学者を集めても、「目的」を誤って邪悪な使い方をすれば、原爆のような最悪な兵器を生み出してしまうというのが悪い例です。

学生さんなんかとこの話題になると、だいたいこんな話をします。
高校生や大学生なんかはとても楽しそうにします。

これでいくと、理学療法士は理系も文系も両分野の考え方ができないといけないので、なかなか大変です。
理系要素が強すぎると、技術や知識があっても患者様の生活や人生など、その人の全体像に目を向けられず、症状がある部位にしか着目しなくなりがちです。
かたや文系要素が強すぎると、患者様の生活や価値観などを重視しすぎて、論理的な知識や細かい技術などを度外視して、勢い任せの施術をしてしまいます。
知識や技術で症状を良くして安心させて、患者様が日常生活のどのような場面で症状が出て困っているか、大切にしている何がやりたいのかまで理解できた時、患者様が心から満足できる施術を提供できるようになると私は思います。

同じような症状があっても悩み方はひとりひとり異なり、教科書通りなんて一つもないこんな仕事がとても楽しいです。

明日はたくさん予約が入っているので、皆さまに笑顔で帰っていただけるよう頑張ります！
おやすみなさい！