万人に対して痛くない施術は存在するのか　その５：2024年5月22日｜ちとふなガチンコ整体院のブログ

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投稿日：2024-05-22 04:57:14.0

万人に対して痛くない施術は存在するのか　その５: こんにちは。スタッフの佐々木です。

さて、前回までの内容ですが、例えどんなに痛くない施術を行う施術者であっても、受ける側によっては、その施術が激痛になることがあるということを自分自身の身をもって知ったということを記載しました。

結局のところ、その症状のトリガーポイント（原因となっている筋肉）は、多くの場合、過緊張になっており、そういったところを刺激すると、大抵痛みが発生するということです。

そして、そのように過緊張になっている筋肉は、以前の投稿でも記載していた通り、筋膜がべたつきやすくなり、近くの筋肉や骨と癒着しやすくなります。
筋膜とは、筋肉の上を覆っている薄い膜ですが、コラーゲンで出来ているため、加齢等の影響も受けて、徐々にべたつきやすくなってきます。また、同じ姿勢をずっと取り続けることや運動不足によって、動きの無い筋肉の筋膜もべたつきやすくなると言われています。

また、筋膜は、我々が一塊の区分けで呼んでいる筋肉、例えば上腕二頭筋だけの表面を覆っているだけではなく、上腕二頭筋を構成している「筋束」、筋束を構成している「筋繊維」にも筋膜が覆っており、まさにイラストの図のように細かく覆っています。

つまり、疲れを限界までため込むと、筋繊維レベルで筋膜が癒着してしまう可能性もあり、一つの筋肉の凝りをほぐし切るのもなかなかの重労働となると思われますので、頭の隅にでも置いて頂ければと思います( *´艸｀)

ミクロのレベルで見ると、このように、一つの筋肉にもたくさんの筋膜の癒着が発生しますが、今度は少しワイドな視点で見ると、一塊の筋肉の上を覆っている筋膜は、近くにある筋肉や骨とも癒着します。骨の表面にも「骨膜」というものがあり、癒着してしまいます。

そして、日常の負荷に伴い、筋肉が硬い状態が続くことによって、その筋肉はより骨と癒着しやすくなると言われています（続く）

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